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飛越交流 スーパーカミオカンデ訪問

  • 鋪田博紀

鈴木洋一郎教授の講演

スーパーカミオカンデのコントロールルーム

10月12日は、第二回となる飛越議会交流のため富山市議会議員が飛騨市を訪問しました。第一回目の昨年は、飛騨市議会の皆さんが富山を訪問され、今年はその答礼訪問となりました。

今回は、東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設において、同施設所長 鈴木洋一郎教授(素粒子物理学)による講演を伺い、スーパーカミオカンデを見学したほか、船坂勝美飛騨市長による講演を伺いました。

岩石の中でも最も硬い飛騨片麻岩で構成された地下空間を、民間主導によって日本随一のデータセキュリティセンタにする構想など、市長のユニークで夢のあるお話をうかがったほか、現在、カムランドとなっている旧カミオカンデが、実は六割が富山市で四割が飛騨市であることなども披露され、興味深い内容でした。

富山のまちなか再生のためには、飛騨地方を商圏としてしっかり抑えておくことが必要不可欠です。また、流木対策など森林保全や、高山線を通じた公共交通の活性化などでも協力が必要です。今後とも密接で実務的な交流が飛騨市と富山市で行われることが相互利益につながります。

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