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暫定税率期限切れ

  • 鋪田博紀

街頭遊説

ついに道路特定財源に関する暫定税率が期限切れを迎えました。昨年末から街頭に立ってこの問題を中心に訴えかけていたことや、両院議長のあっせんでいったん収束した後に、国と地方の税・財源のありかたと分権、税制全般の見直しにつながるのではと一時は淡い期待を寄せていたのですが・・・・・・ショックです。

ただちに総務大臣が、地方の歳入欠陥を全額特別交付金で措置すると表明しましたが、内容はまだ不透明です。小沢氏の暫定税率分は地方に返すというのも説得力がありません。

衆議院での再議決により、暫定税率復活との見方もありますが、いったん下がった税率を元の戻すのには相当のハードルがあると思います。政府・与党が本気でそう考えるならばあまりに空気を読めていないと思います。それは民主党にも言えます。

また、そうなった場合にせよ、そうならない場合にせよ、先に述べた議論がなされない場合は、国会史上に残るガソリン税馬鹿騒ぎ国会と将来言われるのは必至でしょう。

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