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軽自動車をふくむ小型自動車の割合が8割以上

  • 鋪田博紀

朝鮮日報のサイトを見ていたらこんな記事がありました。

朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition)

小型車:世界市場でシェア急増、韓国でシェア急減

(前略)

 韓国自動車工業協会は27日、日本自動車経営開発研究所の吉田信美所長が最近発表した報告書を引用し、交通や環境、エネルギーなどの問題により、米国や西ヨーロッパ、日本などの主要自動車市場における小型車の占める割合は増え続けている、と明らかにした。

 報告書によると、米国では、2000年の小型車シェアが12%だったが、昨年は13.9%にまで増えたという。また同期間に、西ヨーロッパでも33.9%から35.4%へと増加したほか、日本でも45.6%から49.5%へと増えている。特に日本の場合は、軽自動車(排気量660cc以下)までも含めた小型車の占める割合が00年の77%から昨年は実に84.8%にまで増えており、日本で販売される自動車の10台に8台以上が軽自動車もしくは小型車であることが分かった。

(後略)

韓国の乗用車の生産が大型車へシフトしつつあり、世界的な小型車化の流れに取り残されるという記事ですが、注目したのは日本の軽自動車を含む小型車の割合が8割以上になるというデータです。

特に軽自動車が自転車か下駄代わりに自動車が使われているということの実証ではないでしょうか。

また、日本自動車工業会の調べでは、米国は別格としても、先進国中では乗用車5599万台、商用車1866万台と堂々の2位。高校卒業と同時に車の免許を取得して軽を購入というケースも多いのですが、いかに軽四といえども取得コスト・保有コストはかかるわけで、これは一人に1台車を持てるという経済状況もあるのかなと。まさに下駄がわりです。

こうなると公共交通機関への依存度が年々低下するというのも頷けます。

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