ブログ

まだまだ古い自民党の広報戦略

  • 鋪田博紀

講演する土井氏

少し古い話題ですが11月1日(金)に自民党県連の広報委員会(私も一応副委員長)主催で、研修会を開き、北日本新聞社編集局長である土井均氏による講演会を開催しました。

今頃ですと自民党員の手元には「自民富山」という県連広報委員会が発行する機関紙(というほどのボリュームではないけれど)が届いているはずです。私の所属する西田地方校下支部では事務局が各党員宛に郵送されていますが、この辺は支部によって配布方法がまちまちです。

で、今年度からはこれまで年3回だった発行を4回にすることになり、少しでも鮮度の高い機関紙に・・・

ところが土井氏からは、「年3回が4回になったところで大した変わりはないでしょう。あまり意味がないことです。やるなら年12回とか出さなきゃ」と鋭い指摘。さらに今回の号では「総裁選挙」の見出しに「福田氏が新総裁に・・・」という小見出しなっていたのですが、「それも逆でしょう?」。言われてみればごもっとも。そして追い討ちをかけるように、「今頃になって参議院選挙の反省が載っているが、党員にとってはもう忘れたがっている苦い記憶。それより前向きな記事を載せないと・・・」

編集委員でもある私にはいちいちごもっともな指摘でございました。

話は変わりますが、県連青年局で7ブロックで行った役員会の反省と意見を踏まえて、ウェブサイトやメールマガジンといったネットを活用した広報活動をしようということになり、これから詳細を詰めて県連執行部に提案することにしました。

この種の話になるとすぐに、「ネットに頼っては駄目だ!人と人とのコミュニケーションが大切だ!」という勘違いの声がでるのですが、当然ながらそれだけがすべてということではなく、党員と党をつなぐ様々な手段に、ネットを付け加えようと言うものです。

それはそうと県連のウェブサイトは議員になる前に私が制作したものがベースになっているので(6年間もそのままだった!)、これもなんとかしなきゃ。

ダウンロード

先頭へ