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久し振りにフォルツァ総曲輪へ

グランドプラザのモバイルグリーン

11月8日夜は、市役所で仕事を終えたあと、「ミキリタニの猫(製作・監督 / リンダ・ハッテンドーフ)」を観にフォルツァ総曲輪へ。観客は10名ちょっとでしょうか。まぁ地味な映画で平日の夜はこんなものかな?

サクラメント生まれ広島育ちで大戦中は日系人強制収容所に収容されアメリカへの忠誠を拒否したため市民権を奪われた過去を持つ、80歳の日系人ストリート画家ジミー・ミキリタニ。また彼の家族は広島での原爆投下によって亡くしたことで、戦争を憎み平和を求める。

9.11テロのさなかにひょんなことから監督 のリンダ・ハッテンドーフと出会い、それをきっかけに、かって市民権を奪われた怒りから社会保障などの援護を拒み続けた彼が、やがてその過去を憎むことをやめ折り合いをつけていく・・・。

9.11テロでのアラブ系住民に対する差別と対戦中の日系人に対する仕打ちが重ねあわされる描写。彼の書く絵のモチーフになっている日系人収容所の風景と原爆の風景。

さらっとした本人の立ち振る舞いと重くない描写がかえってこちらにいろいろなものをさりげなく投げかけてくる作品でした。

このあとも、キューバのカストロ議長を素材にした「コマンダンテ」をはじめ、「天然コケッコー」「私のちいさなピアニスト」といった注目作品が目白押し。たまには商業作品ばかりではなくこういった小作品を楽しむのはいかが?グランドパーキングなど2時間無料ですぞ。

ちなみに私は、11月17日にグランドプラザで行われるイベントの打ち合わせに顔を出した後、中教院のライブハウスへライブの打ち合わせをした後ににぎわい横丁でラーメンを食べて、今日の日程はおしまい。

(画像はグランドプラザでの打ち合わせ風景で、最近設置したモバイルグリーンが見えます)

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