ブログ

バドミントンがチェスのように見えた(北京五輪)

  • 鋪田博紀

昨日の北京五輪バドミントン女子ダブルス1回戦。小椋・潮田ペアがヨーロッパチャンピオンのデンマークのペアに2-1で勝ち、準々決勝へコマを進めました。

久しぶりにテレビでバドミントンの試合を観たのですが、上からのほぼ固定アングルのカメラのせいでしょうか、テレビゲームのような画面に感じたのは私だけでしょうか?

そのせいでもないでしょうが、シャトルを相手コートにどのように落とすかがとてもよく見えました。これが男子の試合だと、スマッシュが速さすぎて目で追えないのかもしれませんが、女子の場合はまだ目で追うことができます(私が男子球技よりも女子球技をよく見るのはこの理由もある)。

そこで本題ですが、バドミントンはとても知的なスポーツだなということをあらためて感じました。相手の動きを読み取り、ネット際に落としたりコートの奥に落としたり。前述のように、上からのアングルなので、シャトルがまるでチェスや将棋の駒のようにコートに配置されていく様子がよく見えとても新鮮でした。

カメラアングルによっては今まで知っているつもりのスポーツ(一応、バドミントン経験者)にあらたな一面とあらたな楽しみを見出すことができた放送でした。

実力よりも人気が先行していると言われるオグシオこと小椋・潮田ペアですが、世界選手権とアジア大会の銅メダリストであり、全日本総合を2004年から4連覇するなど、日本の第一人者としての力を発揮してくれることを望みます。

ダウンロード

先頭へ