辞任、総裁選、総選挙
福田首相の突然の辞任表明を受けた自民党の総裁選挙が9月10日告示、9月22日投票でスタートしました。2代続けての首相の突然の辞任は、多くの国民とりわけ自民党支持者にとって大変なショックでした。党所属の議員としてお詫び申し上げます。
これらをうけて、早速9月6日と9月7日に長勢甚遠代議士らと、緊急街頭遊説をはじめました。
実は、福田首相の辞任会見は夏風邪をこじらせて寝込んでいましたので、後になってニュースで知りました。
残念な気持ちでいっぱいになりましたが、もっと残念なのは国会が開店休業のまま一年近くも、その機能を果たせない状況が続いていることです。
ねじれ国会を嘆くばかりの我が自民党執行部も情けないけれど、2大政党制や政権奪取の実現は国民の幸せを実現するための手段にすぎないのに、そのことが目的化してしまっていることを責任ある野党第一党は自覚していないのか?そんな連中には政権を任せたくない。任せるわけにはいかない。そんな思いでいっぱいです。
先日長勢代議士と遊説最中に訪問した商店主から伺った、社会保険庁の不公平な事務の取り扱い(保険料の延滞金について)の是正や、障害年金の不公平な規定を、長勢代議士自らがその改正をまとめつつも、国会の空転のために法案が通らない。
理由は、民主党が年金制度を根本的にを変えることと目指しているので、現行制度の改正には応じないというものでした。
街頭へでたり、皆さんのところへお邪魔するとそんな話が今あちこちで聞かれます。
中長期的な制度改革については、与野党それぞれ意見があり、それは国会で(あるいは総選挙で)しっかり議論をしていく必要がありますが、いますぐやらなければいけない制度の改正や手直しによって救われる人が大勢いることも事実です。そしてそれは政治の重要な役割の一つです。
コメント
naka
冗談じゃありません。
参議院では野党提出法案を審議拒否し、それが可決して衆議院にまわってくれば、これも審議にかけなかった自民党。国会を空転させたのは自民党でしょう。
この3年余り、自らの失政の連続から民意を問うことを恐れ、小泉から安倍、安倍から福田、福田から麻生と、政権をたらいまわしにして、よく政権だの責任だの言えたものですね。
「そんな連中には政権を任せたくない」という言葉は、私たち国民が自民党に言いたい言葉。正に「天に唾を吐く」ものではありませんか。
「ねじれ国会を嘆くばかりの我が自民党執行部も情けないけれど」ではなく、情けないのは、その自民党に属しているがために、結局その自民党を担ぎ、国民のことを見失ってしまっている貴方ご自身だと思います。
「他人事」は福田さん譲りですか?
日本は、貴方のような「旧体制」にしがみつく人は必要としていません。「新時代」に向かわなければならないんです。