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記者会見で謝罪 - 新型インフルエンザで

  • 鋪田博紀

昨日、大阪の大学へ行っているはずの友人のお嬢さんと本屋でバッタリ。「どうしたの?」と訊くと、「新型インフルエザで学校が休校になり、富山へ帰ってきました」とのこと。

首都圏でも新型インフルエンザの患者が発生し、患者の通う学校の校長が記者会見していましたね。生徒からの「迷惑をかけた」という趣旨のメッセージを紹介しながら、涙ぐんでいました。そして校長自ら謝罪もされていました。

患者となった生徒と同じ電車でかよっている保護者からの抗議や、こんな最中にニューヨークへ行かせた責任などへの抗議などへの未然の攻撃に対する自己防衛策としての記者会見と謝罪だったのかもしれませんが...

新型インフルエンザにかかってしまったことでお詫びのメッセージを生徒に出させてしまうということは、どんな社会なのだろう。その生徒が通っている校長に謝罪記者会見を開かせるとはどういう社会なのだろう。

あと、患者が見つかるたびに知事や市長、大臣までが大はしゃぎして記者会見で発表するのは、この段階ではもうやめたほうがいいのではないかと思いますが。

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