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大型公共工事だけじゃない - 補正予算凍結の影響

  • 鋪田博紀

補正予算凍結の影響の件ですが

民主党さんへ、僕は内定取り消しになりました。 - ブックマクロ開発に

内定取り消しになりました。「補正予算の凍結」が理由です。
大学の研究補佐で雇用されるはずでした。雇用は自民党の補正予算に依るものです。補正予算が大学の事業に来ることになっていました。その事業に関係し、10/1から雇用されることになっていました。
しかし、8月末に民主党政権になってから、内定保留されていました。
(後略)

補正予算凍結によって、大型公共工事だけじゃなく、小さな予算が簡単に吹っ飛んじゃって、今回のブログの方は雇用が切られる側は大変という話だけど、雇おうとしていた側にとっても大変困ったという話しでもあります。

経済対策のため都道府県に基金を作って、これをもとに執行されている「予算規模は小さくても身近な事業」というのが結構あって、例えば、消費者庁発足をうけて富山市でも消費者センターの相談員の強化が行われることになっています。

県に積まれた基金をもとに地方交付税も倍加させたうえに、さらに追加経済対策の補正などを活用して行う予定だった事業で、現在3名体制を4名体制に(理想は6から7名だそうです)する、しかも、有資格者である相談員であるにも関わらず嘱託でお願いするのがやっと。

補正予算の凍結で真っ先にカットされる地味だけど必要な事業は山ほどあるでしょう。

「麻生政権下での大型補正予算なんて、使い道がないのに無理やり事業を作ってるだけ」という声も多かったけど、やっとこさやりくりしてなんとか市民生活の為に事業を確保しているケースも多々あるわけです。

光陽もなみ保育園が竣工の記事を書きましたが、富山市では9月議会の補正予算で、「子育て支援対策臨時交付金(安心こども基金)」による、私立保育所の施設整備費や、国庫補助事業の認証に伴い、民営化された保育所に放課後児童健全育成事業を併設するための施設整備費などを計上していますが、先行きが心配です。

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