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スクールソーシャルワーカーについての勉強会

ニュースにも書いたとおり、12月議会が開会しました。

今も議会で、質問原稿と格闘中です。

ところで、今回の質問に係わるスクールソーシャルワーカーについて、朝7時半より富山県議会自民党会派主催の勉強会が自由民主会館で開かれ、議会前に出席してきました。

スクールカウンセラーとの違いを理解するために、説明資料より抜粋して掲載しておきます。

スクールソーシャルワーカーとは、

  • 社会福祉の専門性を保持し、社会福祉の理念に基づいて、子どもたちの問題に生活の視点で関わる専門家
  • 子どもたちの抱えるさまざまな問題に家庭や地域、友人関係などあらゆる視点で見極め、子どもや家族へのアプローチだけでなく、関係機関との連携や調整を含めながら、子どもを取り巻く環境へのアプローチを行う

とあり、社会福祉の分野から子どもたちの抱える問題にアプローチしすることと、子どもたちおかれた環境(地域社会や医療機関など子どもたちが関わる全てのもの)の全てを対象に、連携と調整を行う点が、カウンセラーとは違う職種であることがいえます。

一方で、こうした専門職種でありながら、勤務時間の制限やその役割に比べ低い報酬体系などの問題点も伺うことが出来ました。

質疑応答の中では、「スクールソーシャルワーカーが関わることで、問題を複雑化させているのでは?」という厳しい声があったのも事実です。

さて、今回の質問では、スクールソーシャルワーカーという職種だけではなく、専門職全般のはたす役割の重要性に比べ雇用形態がマッチしていないのではないか?という質問を入れる予定です。

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