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自民党が山崎氏、保岡氏、片山氏の参院比例公認見送り

  • 鋪田博紀

青年代表アピール(党大会)

自民党の谷垣禎一総裁が28日、比例区からの公認申請をしていた片山虎之助元総務相(74)、山崎拓元幹事長(73)、保岡興治元法相(70)を公認しないことを決めたようです。

党大会で青年代表からのアピールの中にも世代交代が入っていましたし、大会前の各会合でも地方や若手から、世代交代を促す声が多く寄せられていました。党内でも中堅・若手から比例候補の70歳定年制を順守するように求める声が強かったようです。

自民党は民主党に比べベテラン・功労者・年長者に対して厳しすぎるという声もありますが、青木幹雄参議院議員(75)のように島根県選挙区から候補として堂々出馬されるケースもあります。

山崎氏、保岡氏、片山氏には、噂されているような離党などの手段を取らずに、大所高所から後輩たちの指導をお願いしたいところです。

一方で、青年部・青年局、女性局合同全国大会では出席した伊吹文明政権構想会議座長、谷垣総裁に対して、内輪の県連に対して、「世代交代や、女性・若手の登用を指導するように」と受け取れる発言がありましたが、これはお筋違いだと思います。

「自分の意見が親に聞き入れてもらえないから、お爺ちゃんから言ってもらおう」というのでは改革は進まないでしょう。若手・女性が主導権をとるようにそれぞれの立場でしっかり働けばよいことではないでしょうかと思います。

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