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富山市議会3月定例会が閉会

3月19日(金)富山市議会3月定例会が閉会しました。議案についてはこれまでも掲載した通りですが、意見書について書かせていただきます。

今回は、各会派統一で2本、自民党本部・県連と連携して9本の意見書を議員提出議案として提出しました。私も政調部会長として、公立小中学校施設の耐震化を促進する意見書を書かせていただき、提案しました。

以前にも書いた通り、自民党が平成22年度までの時限措置として国庫補助率を最大3分の2まで引き上げたうえで、補正予算も含め4千億円近くの予算措置により、全国の自治体と協力して耐震化を短期間に進めてきましたが、民主党政権による平成22年度予算は激減。残り3割近くの学校施設の耐震化が大きく遅れる見通しとなりました。

当初作成した意見書原案では、民主党政権を強く非難した内容でしたが、全会派に賛同いただきたく、こういった文面を削除して、これまで通り耐震化の予算の確保や時限措置の延長などをもとめる内容に修正しました。

このことにより、民主党議員も賛成して(残念ながら社民党は賛成しませんでしたが)賛成多数で可決しました。

民主党本部は、地方で活動する民主党議員の声にも応えるべきだと思いますが、執行部批判をした役員を即刻クビにするなど、独裁体制を敷いているので期待できないかもしれません。しかし、地方議会の意見書も相当の数がまとまれば、世論となり、無視できなくなるのだと考えます。

国では野党でも、地方議会でしっかりと政策議論を深め意見を表すことをやめてはいけないと考えます。

学校耐震化促進を議決 富山市議会、77議案可決:北日本新聞ウェブ[webun]

学校耐震化促進を議決 富山市議会、77議案可決
2010年03月20日 02:18
 3月定例富山市議会は19日、本会議を再開し、平成22年度一般会計予算案など77議案を原案通りに可決した。自民が提出した「公立小中学校の耐震化を求める意見書」は社民は反対したが、民政ク、公明、共産の各会派の賛成多数で可決した。村上和久氏の副議長辞職に伴い、新たに丸山治久氏(58)=自民、通算5期=を選出し、閉会した。

 意見書の提出議員を代表し、鋪田博紀氏が「国は必要な予算措置を講じるべき」と主張した。

 民主などでつくる民政クは賛成し、島田幸男会長は「国政と地方は別。工事が遅れることがあってはならない」と説明。社民の村石篤幹事長は「国の財政が厳しい中では予算圧縮はやむをえない」と話した。
(後略)

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