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9月議会の建設委員会審査終わる

  • 鋪田博紀

17日で富山市議会9月定例会の建設委員会審査が終わりました。

大きな補正案件はなかったのですが、15日の委員会では、都市整備部から、「景観計画」の策定について報告がありました。色彩を規制の対象にするという点で特徴的な計画です。また、消防局からは呉羽消防署の建替えについての報告などがありました。

17日の委員会では、建設部から、笹津団地新築工事契約2億370万円の議案と奥田団地の耐震化についての報告などが、上下水道局からは、22年度で終了する浜黒崎浄化センターの業務委託契約の23年度以降(3年間)の債務負担行為16億9千万円の設定の議案と呉羽消防署敷地内に設置する浸水対策のための貯留池建設(1200立方メートル)の報告などがありました。

都市整備部に対しては私は2点の質問をしました。

ひとつは、「『中心商店街出店促進事業補助金』が、昨年度の7件に対し今年度は3件分で予算がなくなり補正予算を組む予定もないとのことだが追加の申請にどのように対応するのか?」という質問でした。

当局からは、「まちなか居住推進事業の見込みが、マンションデベロッパーの倒産で完成時期が延びて今年度中の執行が出来ない見通しとなったので、これを活用し予算の組み替えで、『中心商店街出店促進事業補助金』に充てたい」という答弁でした。

もうひとつは、「まちづくりとやま」に関する質問です。

「まちづくりとやま」の主要事業の業務を委託していた会社が、2回目以降の業務を辞退したといういきさつについて、「まちづくりとやま」と、関係商店組織の言い分が食い違っていることについて、6月議会の委員会で、「『まちづくりとやま』から『年月が経過しているので事実関係は分からない』と回答したのであれば、富山市も出資をし、議会に経営報告をさせている会社の主要事業についての業務委託としては、あまりにもお粗末ではないか」という趣旨の質問がありました。

今回私は、その後の経過報告を求める事と、「まちづくりとやま」の経営の曖昧さの問題点を指摘したのですが...

現在もなお調査中。あれから3カ月経つというのに。

主要事業の方針決定の経過さえ残っていない「まちづくりとやま」。TMO(まちづくり会社)の本来の目的は、指定管理者となって「グランドプラザ」「地場もん屋総本店」の運営をすることではなかろうに。

だから、今年の3月議会で「市民プラザ」と合併させたらどうか?という質問が出るのです。

「まちづくりとやま」の皆さんも現場では懸命に頑張っていることは理解しつつも、組織としてどうなのかという疑問を議員も持ちつつあります。せっかくまちなかを活性化させたいという想いが一緒なのに。

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