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中核市の公立保育所の保育室エアコン設置状況

中核市の公立保育所の保育室エアコン設置状況を調査したところ、39市中35市から回答をいただいた結果、全室設置されている市が、乳児室では86%、ほふく室(ハイハイをする部屋)で83%、遊戯室で69%、保育室で54%という結果でした。

保育室については22年度中に完了、または使用頻度の低い部屋を除いたほとんどの保育室に設置済みと答えた市を入れると、7割が全室設置という状況にありました。

ちなみに富山市で全室設置状況は、富山地域で32か所中1か所、大沢野地域で4か所中3か所、大山地域は2か所すべて、八尾地域は3か所中2か所、婦中地域は6か所中0か所、山田・細入地域は2か所すべて設置済みという状況でした。

特に富山地域では全く設置されていない保育所が10か所、婦中地域でも3か所あります。

基本的には、遊戯室や乳幼児室には設置が進んでいますが、夏休みの無い保育所にとっては、本来の保育が出来ない状況にありました。

今年の夏は30年に1度の猛暑といわれ、8月だけで夏日(最高気温が30度以上)30日、そのうち真夏日(35度以上)が13日となっています。しかし、2007年も夏日が25日、うち真夏日が14日もありましたし、2005年も夏日23日、2006年も夏日28日と、酷暑は当たり前になりつつあります。2000年も夏日31日、うち真夏日5日を記録しています。

早く対策を打たねば、本来の保育環境を守ることができませんし、熱中症による事故が起こってからでは遅すぎます。

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