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JDBAが全国大会出場チームへ公認ユニフォームの着用を義務付けへ

試合の様子
写真1.試合の様子

JDBA(日本ドッジボール協会)が、全国大会出場チームへ公認ユニフォームの着用を義務付けるルール改正の通達を出しました。3年間の猶予付きですが、これは問題が多いルール改正だと思います。

写真1.の通り、ユニフォームの上から色の違うビブス(ゼッケン)を着用し、チームを識別しています。チームによっては学校の体操服に児童クラブや学校のビブスというチームもあります。光陽マーリンズも最初の北信越大会県予選は、体操服にビブスでした(写真2.)。

最初の大会(第13回北信越県予選)
最初の大会

最近、ビブスはチーム持参というところが多いのですが、大会ではビブスのないチームの為に貸し出し用を準備することが普通です。また、大きな大会では大会名やスポンサー名の入った専用のビブスを着用する場合もあります。

ドッジボール専用のユニフォームが今までなかったので、専用のものが発売されることは悪い話ではありません。しかし、全国大会で公認ユニフォームを義務付ければ、早晩、地区大会でも事実上義務付けが行われるようになり、公認ユニフォームを所持していないチームは大会への参加が閉ざされる事態も考えられます。

他の少年スポーツでも公認ユニフォーム着用を義務付けるルールがあるのかどうかわかりませんが、少なくとも事実上小学生までのスポーツで、しかも遊び場ドッジが基本にあって、広く門戸を開放すべきなのに、今回のルール改正の動きは全く理解できません。

大会の時だけ臨時で参加するチームも数多くいるというのに、全く馬鹿げた決定です。断固反対です。

選手用ユニフォームについて | お知らせ | J.D.B.A. 日本ドッジボール協会

選手用ユニフォームについて

平成22年12月1日

一般財団法人日本ドッジボール協会

この度,選手用ユニフォームに関する競技規則を改正しユニフォーム規定を新設することになりました。

つきましては,今後選手用ユニフォームの取り扱いに関して下記の通り見直しを進めます。登録チームの皆様にはご理解とご協力のほどをお願いします。

1 平成23年度以降,全国大会におけるビブスの貸与を廃止する。

2 ユニフォーム規定を定め,平成23年度以降,全国大会において公認ユニフォームの着用を義務付け

る。

3 予選大会について,3年間の移行期間を設け,平成26年度以降全国大会に準ずる。

今後の予定(時期は変更になることがあります)

平成22年12月末 ユニフォーム規定発表

23年 1月 公認ユニフォームモデル発表

3月 全国大会(大阪・舞洲アリーナ)で公認ユニフォーム正式発表

4月 ルール改正(ユニフォーム関連条項)

5月頃 公認ユニフォーム予約開始

8月 全国大会で公認ユニフォーム着用開始

注意事項

・この度のルール改正とユニフォーム規定の新設は,D-1及びD-1Gを対象としたものであり,D-2,D-3はその対象外となります。

・全国大会は23年度,予選大会は26年度からの制度適用となります。予選会での具体的な取り扱いは現在検討中です。

・D-1及びD-1Gカテゴリーにおける上記以外の大会については,当協会,主催者の判断により取り扱いが異なります。

・公認ユニフォームは現在メーカーと共同開発を行っております。従来とは異なるドッジボール専用ユニフォームです。ご期待ください。

以上

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