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富山市議会3月定例会の常任委員会がはじまりました

  • 鋪田博紀

3月16日は富山市議会3月定例会で平成23年度当初予算分の常任委員会がはじまりました。

最初は消防局の議案審査でしたが、東北地方関東沖地震へ部隊を派遣したことについての報告がありました。

都市整備部の議案審査では、1時間を超す委員会となりました。主な議案について記します。なお、議事録ではなく私個人のメモによることにご留意ください。

「コンパクトなまちづくりの実現に向けた土地利用計画制度活用検討事業」
拡大を抑制するという観点で作られた現行の都市計画制度が、現在の状況に合わなくなっている。
郊外と串・団子の関係でいけば、その比率を6対4にしていきたい。
補助金による誘導以外に、団子の部分に誘導する施策はないかを検討したい。

土地利用計画制度というのは、市街化区域・市街化調整区域の線引き制度と用途地域などを組み合わせて、まちづくりの元になる設計図をつくることを指します。国土交通省の資料が分かりやすいので、リンクを書いておきます。

都市計画の見直しに係る基礎調査事業について
現在富山市の都市計画は、富山・高岡広域都市計画区域と八尾、大山、大沢野の非線引き都市計画区域、婦中町の一部の都市計画区域外に分かれており、一つの市に一つの都市計画区域が望ましいので、そのための調査を行う。
おでかけバス・電車・路面電車事業について
チャージしない状態で発行するのは利便性が悪い。希望者には1,000円の自己負担額(発行・更新時)に、2,000円などのチャージ済みパスを発行できないか?という問いに対しては、利便性を考えればそうだが、今回はより多くの場所で発行できることを優先した。
発行場所の市役所や地区センターでチャージできるようにすべきでは?という問いには、今後検討してゆく旨の答弁。
中心市街地活性化事業(のうち中心商店街活性化事業)
補正で追加されたのはよいことだが、不正受給と疑われるケースについては交付決定を取り消したのか?1案件について当事者と話し合いしている(連絡が取れない?)
夜間の賑いも大切。17時以降のみの営業は認めない現行制度は実態に合わずに、不正受給が発生する。実態に合わせた制度の見直しを!という問いには、検討していく旨の答弁

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