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社会保障一体改革に関する政府広報に対するつぶやき

  • 鋪田博紀

社会保障一体改革に関する政府広報が先日新聞に掲載されました。

「全世代対応型」へと転換する改革だそうですが、肝心の年金に関する記載はなく、これで社会保障一体改革とは一体全体?

記憶があいまいですが、平成16年ころに、長勢甚遠代議士らが中心になって自民党と民主党による社会保障一体改革について合意したはずですが、その後の解散総選挙により、あれからなにも議論が進まず現在に至っています。

原因は、あれから続くねじれ国会によるものだと認識していますが、我が自民党も含め、政権の奪い合いのたせいで、本来はたすべき国会の機能が停止することだけは避けていただきたい。

政府・与党も、しっかり合意したものを国民・野党に対して示さなければ、おいそれと協議には乗れません。八ッ場ダムの建設中止問題にみられるように、与党政調会長と政府が真っ向から対立するような環境では、とてもとても。

自民党も、谷垣総裁が対応に苦慮されていますが、もしも政府・与党が本当の意味で話し合い出来る環境を作るならば、政権奪取を旗頭にせず、社会保障改革の対応を、責任ある野党第一党として果たしてほしいと思います。

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