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宝塚月組トップに龍真咲さん、トップ娘役に愛希れいかさんが就任

宝塚歌劇ファンをやきもきさせた、宝塚歌劇団月組の新体制が発表され、4月に揃って退団するトップスターの霧矢大夢(きりや ひろむ)さん、トップ娘役の蒼乃夕妃(あおの ゆき)さんの光景として、トップスターに龍真咲(りゅう まさき)さん、トップ娘役に愛希れいか(まなき れいか)さんの就任が決まりました。

あわせてこれまで聞き覚えのない準トップスターとして、明日海りお(あすみ りお)さんが就任することになりました。これにはファンも驚いたでしょう。

龍さんは、第87期生(2001年入団)の研究科12年(研12)と最近では比較的早いトップ就任。愛希さんも、第95期生(2009年入団)の研究科4年(研4)での就任で、昨年まではなんと男役だった方です。また、明日海さんも、第89期生(2003年入団)の研究科10年(研10)で、トップスターに準ずるポジション。

ちなみに、これまでのトップスター就任最短は天海祐希さんの研6、トップ娘役は黒木瞳さんの研2だそうですが、これは特別。

新体制のお披露目公演は、6月22日から宝塚大劇場で上演されるミュージカル「ロミオとジュリエット」なのですが、なんと主役のロミオとライバルのティボルトを、龍さんと明日海さんが役替わりするという公演で、二度びっくりでした。

ファンからすれば「なんだそれ!」という声が上がっているようですが、前向きにとらえれば、同じ演目でロミオとティボルトの両方を観られる(2回行けばですが...)絶好のチャンスです。

さて、龍真咲さんはどちらかと言えばちょっとワルっぽいけど本当はいい奴という役が多かった気もしますが、個人的には「女性的な色気のある男役」だという印象。博多座公演「ME AND MY GIRL」での色っぽいジャッキーのお芝居は素晴らしかった(DVDを観ただけですが)。

明日海さんは、宝塚でいうところのフェアリータイプの男役。元雪組トップスターの朝海ひかるさんに似たタイプ。愛希さんは、NHKで観た「ジプシー男爵」で龍さん演ずるパリの恋人ヴィオルカ役くらいしかわからないのですが、抜擢されるだけあって実力はありそうです。

霧矢さんは歌・芝居・ダンスのどれも1級品、蒼乃さんは姉御タイプの名ダンサー。この二人の後を受け継ぐわけですからプレッシャーも大きいと思いますが、舞台が彼女らを育ててくれるでしょう!

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