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歌の力 - 麻尋えりかリサイタル

麻尋えりかリサイタルパンフレット
リサイタルパンフレット

6月29日(金)夜に、富山市出身で元宝塚歌劇団星組男役スターの麻尋えりかさん(宝塚時代は麻尋しゅん)のリサイタルに行ってきました。

リサイタルには五十嵐務県議ご夫妻や、自民党県連青年局時代の先輩もお見えで、客席は立ち見も出るほどの盛況。同僚の谷口寿一市議も30日の公演を観劇し、私のためにサインまでもらってきてくれました。

全10曲で約1時間の短い時間でしたが、宝塚時代のナンバーや思い入れのあるミュージカルナンバーを披露されました。

最初は、白いパンツスースにソフト帽で登場され、宝塚時代の男役をほうふつとさせる姿にはっとさせられました。

麻尋さんは歌の技巧を売り物にされるタイプではないと思いますが、リサイタルの形式がミュージカルナンバー中心ということもあり、男役の経験を生かした低音域から絞り出すような芝居歌が素晴らしくて、久しぶりにコンサートで涙腺が緩んでしまいました。

私は麻尋さんの退団と入れ替わるように宝塚歌劇を見るようになったので、男役時代の舞台はテレビでしか拝見していないのですが、きっとかっこよかっただろうな~

中盤からは女性らしいスカート姿に変身され、前半とは異なるかわいらしい歌声を披露されました。

日本の演劇・ミュージカル界では、タカラジェンヌだった俳優さんが出演しない日はないくらい、宝塚歌劇団卒業生の比重は高いのですが、特に男役を経験したタカラジェンヌは、女性を演じる場合でも、一般的な女優さんに比べ芝居や歌の幅が広く、その経験が買われて活躍されているのだろうと思います。

麻尋さんも9月に『魔法のオルゴール(仮)』、11月にロックミュージカル『マリオネット』ではヒロインも決定されていて、ますます活躍が楽しみです。

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