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2月臨時議会で富山駅への市内電車乗り入れなど大型補正予算

  • 鋪田博紀

ポートラム(本文とは関係ありません)
ポートラム(本文とは関係ありません)

2月21日に富山市議会2月臨時議会が急遽開催されることになりました。

今日、議案書の配布が行われただけで定例会のような事前説明が無いので詳しくはわかりませんが、国の大型補正のうち3月議会では間に合わないものが審議の対象となるようです。

一般会計では総額92億円余りの補正となりますが、富山駅南口広場整備事業に約19億3千万円、富山駅の南北自由通路整備工事に約6億5千万円、旧総曲輪小学校校舎解体工事などに約1億6千万円など、中心市街地のまちづくりと公共交通に関わるものが多いです。

目新しいところでは、富山駅の完全完成を待たずに、富山駅高架下の新幹線改札口までの部分的な市内電車乗り入れを、公設民営(線路など施設を富山市が、電車の運行は富山地方鉄道が行う)で整備することになり、これにともなう架線柱設置などに約7億8千万円が計上されました。

一方で、側溝や舗装の補修など生活関連のインフラ整備にも5億3千万円、小中学校・幼稚園の校舎改築など耐震化にも約21億1万円の予算が計上されています。

今回は、国の補正予算を活用して、計画していた事業の前倒しを進める補正となる見込みですので、巷心配される大型公共工事の乱発にはあたらないと思います。

なお、写真のポートラムは停車中の自動車から撮影されてものであり、運転中の撮影などはなさらないようにお願いいたします。

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