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富山市議会9月定例会を終えてアーケードや新規出店サポート事業について

  • 鋪田博紀

富山市議会9月定例会の続きです。

都市整備部所管の議案について、新規出店サポート事業は当初予算7件で3,500万円だが、さらに5件の追加が見込まれたため2,258万円を追加補正。

3月議会で提案していた制度改革については、申請時の事業計画に中小企業診断士などの専門家の関与が求められることに。ただしこれは次年度以降とのこと。

商工労働部所管の議案からで気になったのが西町商店街のアーケード屋根・柱の補修を行う共同施設建設助成金。

事業費1億8,900万。うち国補助が事業費の2/3で1億2千万円、市が1/3のうちの30%で1,546万円、のこりを西町商店街振興組合(西町商店街振興組合加盟数は42)が5,353万円(うち3,200万円が借入金)を負担するも。旧アーケードは昭和63年から平成5年にかけて整備したもので、屋根と柱などが老朽化したため今回国の助成金を活用して再整備するものです。

とはいえ、図書館・ガラス美術館側やグランドプラザ側はすでにアーケードがないので、西町交差点付近はちぐはぐな景観となります。

組合から相談があった時点で、5,000万円も投資するなら、市側でアーケードを解体して補償費を組合側に渡して、各個店の設備投資に回すなり、無散水式の消雪装置を設置するなり、低木の街路樹を植栽するなりして街並みの景観向上をされたらどうか?というアドバイスをできなかったものか...

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