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さようなら春風弥里 - 宝塚歌劇花組東京公演千秋楽『愛と革命の詩/Mr. Swing!』

>千秋楽出待ちの様子
千秋楽出待ちの様子

第88期生春風弥里さんが、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-/Mr. Swing!』の東京宝塚劇場千秋楽公演をもって退団されました。

2012年に宙組から花組へ組替えし、5月の宝塚バウホール・日本青年館大ホール公演『近松・恋の道行』では早くも花組ファンを虜にし、7月からの『サン=テグジュペリ/CONGA!!(コンガ)』ではショースターぶりを発揮して、花組には欠かせない存在となりました。

2013年6月からの東急シアターオーブ公演『戦国BASARA-真田幸村編-』の伊達政宗役では、原作ゲームファンからも絶賛され不動の人気スターとなりましたが、残念ながら退団となり、多くのファンが今回の公演を一目見ようと、チケットは入手困難となり、千秋楽の出待ちも写真の通りのものすごい人出でありました。

宙組時代に何作か見ていたのですが、蘭寿とむさん主演『逆転裁判』シリーズのおっちょこちょい刑事のディック・ガムシュー役のイメージが強すぎて、花組移籍後のかっこよさ、特にショースターとしてのスマートながら押し出しの強さも併せ持った男役像に驚きました。

所謂路線スターではなかった(新人公演の主演はあったようですが)彼女には、今作品で芝居とショーともに異例ともいえるよい場面での起用が目立ち、最高の形で卒業(退団)できたのではないでしょうか?

公演のレポートはまた次の機会に。

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