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男役の極み、轟悠 - 『風と共に去りぬ』宝塚歌劇月組梅田芸術劇場公演

梅田芸術劇場
梅田芸術劇場

宝塚歌劇団月組梅田芸術劇場メインホール公演『風と共に去りぬ』を観劇しました。

主演は、龍真咲(スカーレット・オハラ)さん、愛希れいか(メラニー・ハミルトン)さんに加え、専科の轟悠さんがレット・バトラー役を演じました。

宝塚歌劇団には、花、月、雪、星、宙の五つの組に分かれて上演されます。そして、それぞれの組に宝塚大劇場と東京宝塚劇場での公演(本公演とも)で主演を独占するトップスター(男役)とトップ娘役が各組ひとりずついます。トップコンビともいわれます。

つまり、本公演で主演が出来るのは、400名近いタカラジェンヌの中で10人5組のみ(富山市出身の夢咲ねねさんが星組のトップ娘役で雪組のトップ娘役は夢咲さんの妹の愛加あゆさんであるのは、皆さんご存知でしょうか?)。

ところが、このトップスターの上に君臨する?特別なスターが存在しています。

その名は轟悠さん。1997年(平成9年)に雪組のトップスターに就任、2002年(平成14年)にトップスターから専科(各組から独立したスペシャリスト集団で構成する)に移動し、『風と共に去りぬ』レット・バトラーを演じます。

通常はトップスターはタカラジェンヌにとっては最終目標で、もし就任すれば数年後には退団し次のスターに道を譲りますが、轟さんは劇団から請われて専科に異動し、翌年には劇団理事に就任しました。まさに、トップスターの中のトップスターというわけです。

昨年11月の『風と共に去りぬ』宙組公演以来の観劇、そして梅田芸術劇場でのはじめて宝塚観劇となりました。

やんちゃなスカーレットは龍真咲さんにぴったり。愛希さんも芝居勘のいいひとだと思っていましたが公演ごとに芝居がどんどん上手くなっている。

優ひかるさんからの年賀状
優ひかるさんからの年賀状

ちなみに今回は、若手男役スターの優ひかるさん経由でチケットを購入しました。昨年参加したイベントで優さんのお母様と偶然お会いしてお願いしたのですが、ご本人から年賀状を頂いたり、ご自身の出演メモを頂いたりして、本当にありがとうございました。

瀬奈じゅんさんにあこがれて宝塚に入団し、おなじ月組配属になって本当に嬉しかったそうです。一緒に観劇した妻が「若い頃の瀬奈じゅんに雰囲気が似てる」と言っていました。

若いタカラジェンヌが頑張っている姿を見ると、本当に「頑張って!」という気持になります。

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