対照的なスペイン製靴、ヤンコとマグナーニ
最近まで、スペインがヨーロッパにおける靴の一大産地だとは知りませんでした。そんなスペインを代表し、また対照的なメーカー、ヤンコ(YANKO)とマグナーニ(MAGNANNI)の製品を紹介します。どちらも総曲輪のCRISPIN(松井靴店)で購入。
ヤンコ
まずはじめにヤンコのダブルモンクストラップの14184。買った当時は3万円台後半でしたが、今は値上がりしています。アッパーの革はBOX LUX(フレンチカーフ)で十分に上質。
セミスクエアトウにストレートチップのシャープなデザインが気に入りました。
サイズは7の2Eで、表底はヤンコ独自のヨークソールというラバー製なのでちょっとした雨の日もOKですし、ビブラムソールよりも柔らかい履き心地です。製法はグッドイヤーウェルテッドです。
店内を見てみると、正統的な英国紳士靴ぽいデザインが多いようですが、色気のあるアンティーク仕上げの靴もラインナップされています。
サイズは2Eが多いのですが、国産の2Eよりは狭い感じでどちらかといえばEに近いでしょうか。
- 【2018-12-13 追記】
- 購入される場合は、ハーフサイズ下げたほうが良いと思います。
マグナーニ
「鋪田君にはこういう色気のある靴を履いてもらいたいな~」と店主におだてられ買ったのがこれ。結構その気になって履いてます(笑)
初めから履き心地が抜群なのは、ボロネーゼ製法だからだそうです。
サイズは41(UK7ハーフ)を買いましたが、私の踝の位置が低いため部分的にインソールで暫定的に調整。履きこんでくると予想以上にゆとりがでてきたので、もうワンサイズ下げても良かったかな?
表底はこれまたマグナーニ独自のラバーソール。
マグナーニはヤンコと対照的にイタリア靴のような色気のあるデザインが多いです。イタリアを代表する色気靴メーカー?のサントーニ(Santoni)と代理店が同じだということで、ある程度代理店の意向も反映されているのではという店主の推測です。
なるほど店内にあるサントーニとよく似たデザインが多いようです。価格は半分程度ですが、この品質でこの価格というのは...
ヤンコもコストパフォーマンスがよいので、スペインの人件費が安いということでしょうか。恐るべしスペイン靴
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