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責任の重大さ

  • 鋪田博紀

街頭に立つたばた裕明さん
街頭に立つたばた裕明さん

12月14日投開票が行われた衆議院議員選挙では、たばた裕明候補のほか3選挙区で自民党候補者が全員当選し、全国的に見ても与党が前回の議席数をほぼ維持して勝利しました。

選挙期間中にマスコミから「自民党300議席をうかがう勢い」との報道もありましたが流れは変わらず、共産党を除く野党が惨敗。

選挙後の定例街宣するしきだ
定例街宣する奥野県議としきだ

選挙後の定例街頭遊説でもお話ししましたが、国会でも安定的多数を占め富山県議会、富山市議会においても圧倒的な多数を占めているからこそ、有権者はもちろん他の政党・会派に対する謙虚な姿勢とともに、自民党内の議論をオープンにしていかないと、ますます政治離れを加速することになります。

また、消費税率引き上げを先延ばししたことによる影響は富山市政にも少なからずあるわけで、来春から実施される「子ども・子育て支援新制度」や、3年に一度見直される介護保険制度など社会保障に関する財源をどうするか?仮に予定通り進めればどこかの財源を充てることになり、削られた分野の政策遂行を今後どうするか?などの課題に直面します。

そうならないためにも、景気回復を第一に掲げた政権公約をしっかり推し進め税収を伸ばし財源を確保し、社会保障を始めとする将来への安心安全、夢と希望の持てる社会の実現に繋げなければいけません。

そしてそれは、政治だけが改革を進めてゆけばよいという時代ではなく、民間や地域・個人を巻き込んだ社会改革にならなければいけないと思うのです。

もう一点、安定政権のもと憲法改正にも期待をしています。

9条ばかりに目が行きがちですが、この国の形すなわち国と地方の関係についても自民党草案の8章に盛り込まれていますが、もう少し踏み込んでもよいのではないかと考えます。

例えば一票の格差の問題ですが、有権者一人一人に固有の権利があるように地方にも固有の権利があってもよいとの考えに立てば、草案の47条ではやや曖昧な表現になっていますが国の成り立ちを具体に明記する章立てがあってもよいのではと思うのです。

長くなりましたのでこのあたりにとどめますが、我々地方議員も責任の重大さを十分に認識し議会の公開度を高めるなどの努力をしてまいりたいと思います、

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