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20年ぶりにギター買いました -ヤマハA3R-

  • 鋪田博紀
YAMAHA A3R
YAMAHA A3R

20年ぶりにギターを買いました。ヤマハのA3Rです。

高専1年の冬にモーリスを買って弾き語りを始め、4年の時にドラムに専念するため手放して、30歳の時に写真左のタカミネのエレクトリックアコーステックギターに出会い十数年ぶりにギターを購入。

ある炎天下のコンサートで熱のためかブリッジとピックアップ(マイクのようなもの)が天板を突き破ってめくれてしまい、タカミネの職人さんの神の手で蘇ったものの、外へ持ち出すのが怖くていつかもう一本欲しいと思っていたところへ、このギターと運命的な出会い。

N1000をイメージしたピックガード
N1000をイメージしたピックガード
ヤマハN-1000のピックガード
ヤマハN-1000のピックガード

ヤマハユーザーであった中島みゆきにあこがれて弾き語りを始めたものの、3角形断面のネック形状が初心者には(というより私には)なじめず、初めて買ったのがかまぼこ型断面ネックのモーリスだったのですが、このヤマハAシリーズはネックがフラットでとても押さえ易く握りやすいので、ヤマハに対する印象が変わりました。

加えてヤマハにしては珍しい形状のピックガード。

どこかで見覚えがあるなと思ったら、N1000という俗に中島みゆきモデルと呼ばれたギターをイメージしたのだとか。

シンプルなヘッド
シンプルなヘッド

全体にシンプルなデザインですが、音はヤマハのフォークギターらしい音。表板はシトカスプルース単板、裏板・側板はローズウッド単板で上位機種のA6Rと共通ですが、中国生産でコストを抑えているようです。

メーカーサイトではいろいろ特徴が書いてありますが、行きつけのお店ペニーレインで弾いてみたところ、派手な音ではないもののボディー全体がちゃんと鳴って、とても立体感のある生音でした。

店のオーナーや他のお客さんにも弾いてもらったのですが、皆さん一様に同じ印象を持たれたようです。

SRTピックアップシステム
SRTピックアップシステム

ピックアップシステムはSRT・SYSTEM63というシンプルなもので、上位機種と共通です。

アンダーサドル型のピエゾピックアップとシンプルなコントローラーの組み合わせながら、3種のマイクシミュレーターとオンオフマイクのシミュレーションの切り替えなどに機能も搭載。

お店のPAを通してみたところ、生音を比較的忠実に再現している印象で、ストローク奏法よりフィンガーピッキング奏法の方が向いているように感じました。

ペニーレインで試し弾き
ペニーレインで試し弾き

実はこのギターは中古品でして、定価の半値で手に入れたのですが、中古にしては所謂「当たり」商品でした。

唯一の弱点はペグがややガタつくこと。定価10万円クラスとしては致し方ないところですが、ルックスも音も良いからよしとするか。

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