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富山市議会12月定例会が閉会しました

  • 鋪田博紀

12月2日に開会した、富山市議会12月定例会が17日閉会しました。

一般質問についてはこれまで書いたとおりですが、ここでは委員会などの報告を。

本会議での委員会長報告で触れたましたが、富山国際会議場の飲食スペースを「コンパクトデリ」という、地元食材を使ったメニューなどを提供するテイクアウト可能な飲食店への改費6千万円が可決されました。

これは地方創生の一環として総務省の「公共施設のオープンリノベーション事業」(http://www.chiikinogennki.soumu.go.jp/chiiki/files/01-07.pdf)という制度を活用するもので、再生させたい公共施設を持つ自治体と、再生プランを持つ民間事業者を総務省がマッチングさせるもので、事業費は自治体と総務省の折半となります。アドバイザーとして北村森氏を起用するとのことで期待も高まりますが、事業内容は民間事業者の立案によるもので、市当局では積算根拠が示せないというのは如何なものか。

また、議案外ですが、プレミアム商品券の換金されなかった分など6千万円を活用し、プレミアム旅行券を発売することも報告されました。これはANAと組んで、首都圏から富山で宿泊する旅行商品に1万円分のプレミアムをつけて発売するもので、2月末までで5千人の利用を見込んでいて、これによる羽田・富山便の搭乗率は5%向上するとのこと。

これを機会に富山の魅力に触れて頂きリピーターとなって頂ければ良いのですが、北陸新幹線の影響は想像以上で、あくまでも個人的な見聞きの範囲ですが、これまで飛行機利用だった富山市以外の県内客が、高岡や黒部駅を利用して首都圏へ出る利用形態へ相当シフトしているような気がいたします。

飛行機も、もっと利用形態を想像し利用者の立場に立ったサービス提供を検討しなければいけないと思います。

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