ブログ

議員報酬引き上げ条例を廃止する条例を可決 - 富山市議会12月定例会

  • 鋪田博紀
本会議場
本会議場

12月1日から富山市議会12月定例会が開会し、議員報酬を月額10万円引き上げる条例を廃止する条例案を、我々自民党と公明党、共産党、自民党新風会、民政クラブ、光の6会派で共同提案し、維新、フォーラム58を除いた8会派による賛成多数で可決しました。

提案理由説明に立った五本幸正会長に「市民への説明が不十分で申し訳ない」と謝罪させてしまったことに、6月議会でいったん可決した議員報酬を引き上げる条例を強引に推進した元議員たちは何を思うのだろうか?壇上の五本会長の説明を聞きながらそんなことが脳裏をよぎりました。

ブログに書くのは躊躇したのですが、会派内で報酬を引き上げる条例に反対していた私達数名に対して、採決の直前まで「君らが反対すれば私も議場を出ざるを得ない。納得できないのは自分も同じだが、ここは会派の融和を第一に考えてくれないか」と漏らしていた五本会長。ご本人も階は相談役という立場にありながら、報酬を引き上げる条例については蚊帳の外に置かれておりました。そんなことから心中察するに余りあるというよりほかありません。

さて、今日の議会では本会議や委員会に出席した際に交通費などとして一日一律四千円支給される費用弁償を廃止する条例改正案も全会派(議長、副議長は除く)で共同提出し、全会一致で可決されました。

政務活動費はもちろんのこと、開かれた議会運営、議会中継や議会だよりといった市民向けの情報提供に関する改革などに一致団結して取り組む自民党会派になりつつあります。成果が見えるようになるまでにはまだ時間がかかるかもしれませんが、メンバー一丸となって着実に進めてまいる所存です。

ダウンロード

先頭へ