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議会改革をテーマに布瀬地区市政報告会を開催しました

質疑応答での鋪田
質疑応答での鋪田

平成28年12月18日(日)11時より布瀬町公民館にて、議会改革をテーマにした市政報告会を開催し、さらに特別講師として参加いただいた田畑裕明衆議院議員、奥野詠子富山県議会議員からも、国政・県政についてお話しいただきました。なお当初参加予定の野上浩太郎官房副長官は、午前中に平成29年度予算に関する会議などが入り参加できませんでしたので、事務所から現在の官房副長官の活動について簡潔にお話をいただきました。

IR法案について説明するた田畑議員
IR法案について説明するた田畑議員

田畑衆議院議員からは、国会審議の経過、特に統合型リゾート(IR)法案について重点的に説明いただきました。地方創生と国際観光などの観点からの統合リゾートについての基本理念法という位置づけであり、その中のカジノの立地については限定的なものになるとの見解が示され、参加者からは依存症対策や教育に対して悪影響が出ないようにとの意見がありました。

リゾートといえば以前のリゾート法による全国一律どこでもリゾート地化施策で大きな失敗をしていますので、競争相手は国内のみならず海外にもあるわけですから、東京、大阪、沖縄など、対象となる地域はおのずと絞られて来るでしょう。また社会的コストとしての依存症対策については、公営ギャンブル、パチンコについてはどうなのか?カジノ依存症のみに焦点を絞った議論は本質を外すことにつながるように思われます。

条例について説明する奥野県議
条例について説明する奥野県議

奥野県議からは、県産材の活用に関する条例制定と、犯罪被害者対策に関する条例制定など、これまでご自身が取り組んでこられた施策について、あらたに就任された政調副会長としての立場も踏まえて報告がありました。

私からは、まず政務活動費の改革と議会改革について報告。

政務活動費については、議員個人の政治活動、議員としての公務、政党活動といった隣接する活動のなかで政務活動はどうあるべきかをという私の基本的な考えについてお話ししたうえで、改革案について説明しました。

また、単に厳しくすればよいというものではなく、政務活動の趣旨を踏まえ透明性の高い誰でもわかるルール作りが必要との考えをお示ししました。

議会改革については、議会中継や議会報(とやま市議会だより)議会といった情報公開を進める議会改革について現在進んでいる改革案と、議会活動の公開を進めることが住民の政治参加意識を高めることになるのだから進んで公開すべきといった私自身の考え方を交えて報告しました。

さらに、現在私もメンバーとして策定にかかわっている空き家対策条例と小学校のエアコン化や医療費助成などの子育て支援について進めていく旨も報告しました。

参加者からは「議会改革は当たり前のことであるからしっかり進めるべきである」といった改革を進めるうえで力強い後押しとなる言葉もいただきましたので、今後の改革をすすめるうえではその基本に立って提言してまいります。

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