平成20年3月定例会・一般質問[議事録]
(2008-06-06) by しきだ博紀


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交通ICカードについて

鋪田博紀

 自由民主党の鋪田 博紀でございます。一般質問をさせていただきます。
 まず初めに、まちづくりについてお伺いしたいと思います。今回も議案の中でICカードの活用について幾つか提案されておりますが、平成19年度も社会実験を幾つかやってきたわけです。この実験に対する評価、分析についてお聞かせください。

山崎和夫都市整備部長

 ICカード(パスカ)の普及と公共交通の利便性向上を目的として、昨年9月に富山ライトレールのフィーダーバスや、まいどはやバス、グランドパーキングに利用範囲を拡大したところであります。
 その利用状況につきましては、本年2月の実績では、フィーダーバスの利用率は67.1%となっており、ポートラムとの乗り継ぎ割引もあることから、高い利用率となっております。
 一方、まいどはやバスの利用率は2.4%、グランドパーキングでの利用率は0.6%となっており、ポートラムと利用圏域が異なることや、運賃割引などのメリットが少ないことなどから、低迷しているものだと考えております。
 このようなことから、今後ともパスカの利便性を広くPRするとともに、割引制度の検討などを行い、利用率の向上に努めてまいりたいと考えております。
 次に、ICカード活用商店街ポイントサービス社会実験につきましては、公共交通で中心市街地へ来街する人に対するサービスの拡大と、商店街のにぎわい創出などを目的に、昨年9月21日の総曲輪フェリオのオープンを機に、3月31日まで実施しているものであります。
 2月末時点で101店舗に参加していただいておりますが、期間中25万ポイントの発行目標に対して、2万1,400ポイントのチャージにとどまっており、決して十分な実績とは言えないと考えております。
 この要因としては、パスカの発行枚数は約2万8,000枚であり所有者が少ないこと。社会実験の認知度が低いこと。ポイント券が2,000円未満の少額の買い物では発行されないこと。ポイント率の設定が低いことなどから買い物客があまりポイントサービスに魅力を感じなかったことなどが考えられます。

鋪田博紀

 今ほどの答弁の中の、フィーダーバスは連携して使うことで高い利用率になっているというのはわかるのですが、グランドパーキングや商店街での利用というのは、予想どおりと言ってはあれですが、やはり低いなと思います。これは9月定例会でも質問しましたが、実際に商店街の方々にしても、お客様サービスという意味では駐車券を発行した方がキャッシュバック率というか還元率が高いので、やはりお客様のことを考えていくとそういうことになるのかなと指摘したのです。今回、平成20年度に提案されています事業の拡大についての検討ということですが、今、部長がおっしゃったように、1つはパスカ自身の発行枚数が少ないということですので、これは全市的に、ほかの交通機関、市電やバスについても拡大をして分母を大きくしないとほかの事業も生きてこないと思うのです。やはりこういう方向性を目指すために課題がどうなのかということを検討されるわけでしょうか。

山崎和夫都市整備部長

 富山ライトレールのパスカは県内唯一の交通ICカードですが、利用できる公共交通機関は、ポートラムと富山ライトレールのフィーダーバス、まいどはやバスに限られています。このため、この交通ICカードとして将来的には、パスカが市内電車やその他の鉄軌道、バスなどの公共交通機関に利用できることが望ましいと考えております。そのことがICカードの利用者の増加につながり、中心市街地の商業施設でのICカードの利用、拡大にもつながっていくものと考えております。
 このことから、平成20年度の「ICカード利用拡大事業」におきましては、市内電車を初めとした鉄軌道や、路線バスなどへの導入の可能性や、これらの交通機関で独自のICカードが導入された場合のパスカとの相互利用などについて、調査・検討してまいりたいと考えております。
 さらに、商業連携の社会実験の結果をもとに、ICカードによる商店での買い物や、ポイントの付加などについてもその需要や採算性、運営方法などについて検討してまいりたいと考えております。

鋪田博紀

 9月定例会でこの辺の質問をしたときに、市長から考え過ぎだと、先を読み過ぎだという話があったのですが、そういう方向性というか、市が目指していることをしっかりアピールしていくことが、また利用拡大につながるのではないかなと思うのです。

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