簡単にReTweetボタンが設置できるReTweet 0.3 プラグイン

前回、ブログにRetweetボタンをつけるという記事を書きましたが、その続きです。

簡単にReTweetボタンが設置できるReTweet 0.3 プラグインを紹介します。

前回の記事では、JavaScriptによりReTweetボタンを設置する方法でしたが、今回はプラグインによりReTweetボタンが設置できるもので、bit.lyのAPIやユーザー名やScriptに直接書きこむことに抵う場合や、JavaScriptを極力減らしたいという場合に便利です。

ダウンロード・設置方法に関しては、ReTweet 0.3 プラグインをご覧いただくとして、私が設置する際に躓いた点をメモ代わりに書いておきます。

どのバージョンを使うか

ReTweet 0.3 プラグインには、WWW::Shorten::Bitlyなしと、WWW::Shorten::Bitly必須の2バージョンあって、それぞれ、zip形式とtar.gz形式で配布されています。

WWW::Shorten::BitlyなしのReTweetMaker 0.3
  • zip形式 ReTweetMaker_WSBless_0.3.zip
  • tar.gz形式 ReTweetMaker_0.3.tar.gz
WWW::Shorten::Bitly必須のReTweetMaker 0.3
  • zip形式 ReTweetMaker_0.3.zip
  • tar.gz形式 ReTweetMaker_0.3.tar.gz

一般的なレンタルサーバーでは、WWW::Shorten::BitlyなしのReTweetMaker 0.3をダウンロードすればよいと思います。

MultiBlogで運用している場合の注意

私の場合、運営しているサイトのほとんどが複数のブログで運用しています。そのため思わぬ落とし穴にはまってしまいました。

ReTweet 0.3 プラグイン設定画面
ReTweet 0.3 プラグイン設定画面

設置が正しければ、設定画面の赤い矢印の示す部分クリック(具体的には、"
http://www.hogehoge.com/mt/plugins/ReTweet/retweetmaker.cgi/最新エントリーのエントリーid"というリンク)すると、現在全部のブログにある最新のエントリーのReTweetへ遷移するはずです。

遷移後の画面
遷移後の画面

ところが、ReTweet 0.3 プラグインは各ブログごとに設定個所がありますから、ブログA(一番新しいエントリーidが仮に99)とブログB(一番新しいエントリーidが仮に29)と2つのブログを運用していたとして、最新エントリーのあるブログAではなくブログBで先に設定すると、"
http://www.hogehoge.com/mt/plugins/ReTweet/retweetmaker.cgi/99"というURIに飛びますが、ブログBには99というエントリーidを持ったエントリーがないために、ブラウザは真っ白な画面を表示するだけで、設定が完了しません。

この点だけ注意すれば設置は簡単だと思います。「さくらスタンダード」「チカッパ」「ATW plus」で、Movable Type 4.261で動作確認しました。

なお、Movable Type 4.23ではいずれのサーバーでも

エラーが発生しました。
close Undefined subroutine &JSON::from_json called

というメッセージが出力されて、動作しなかったので、Movable Type 4.261にアップグレードを行ってから動作確認しました。

どうぞお試しください。

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