活動レポート

海上保安庁の横浜海上防災基地を視察

  • 平成22年10月17日(日)
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しきしま
しきしま

10月15日に、海上保安庁の横浜海上防災基地を視察しました。

尖閣諸島の事件で話題となった海上保安庁ですが、この基地は、関東地区の大規模海上災害発生時の防災拠点として横浜の第三管区海上保安本部に整備され、平成7年4月から運用が始まりました。


訓練プール
訓練プール

首都直下型地震も耐えうる200m級の岸壁やヘリポート、訓練施設などが供えられ、映画「海猿」でも撮影が行われたそうです(私はまだ見たことが無いのでちょっとわかりませんでした)。立派な訓練施設のように思えましたが関係者によれば、自衛隊の災害訓練施設がうらやましいそうです。

今回は訓練施設の他に最新鋭のジェット推進型の巡視船「しきね(PL66)」も見学させていただきましたが、ジェット推進型で喫水線が浅く揺れが凄かったです。このため立って作業することは無く、揺れが多いことを前提にシートなどが特殊なものになっていて、操舵もシートに座って自動車のようなステアリングで行います。また、内部の機器もハイテク化されていました。

しきねとしきしま
しきね(手前)としきしま

「しきね」の反対側には、プルトニウム運搬の護衛任務のために建造された世界最大級の巡視船「しきしま(PLH31)」がいましたが、内部は非公開。欧州から日本まで寄港なしに航海できる長い航続距離と二機のヘリコプターの搭載が可能なことが特徴で、関係者によれば装備や構造が軍艦に近いそうです。

また、海上保安庁の資料館も併設され、以前記事にした北朝鮮の不審船(工作船)などが展示されていました。一般公開されているのでみなとみらい地区にお出かけの際は是非見学してください。

なお、関係者によれば横浜のまちづくりは海上からのテロには脆弱な構造となっていて、横浜市など関係行政機関にも指摘をしているそうですが、聞く耳持たずとのことで、やはり平和ボケというか、単に横浜市だけの問題ではなく首都圏の海上玄関口として課せられた課題であることを認識すべきとの指摘にはただ頷くよりほかありません。

海上保安庁は、最近では尖閣諸島での事件で注目された海上テロや工作船などへの対応といった任務のほか、スマトラ沖地震災害でみせた国際協力、海難救助、消防、海上災害防止、海洋環境保全、航海の安全維持、海洋情報提供など多岐にわたる任務を担っています。

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