活動レポート

スポーツパークあすと長町・幕張MTBコース視察

あすと長町外観
あすと長町外観

8月27日(火)にスポーツパークあすと長町(仙台市)、8月28日(水)に幕張海浜公園マウンテンバイクコースコース(千葉)へ視察に行ってまいりました。

スポーツパークあすと長町

バスケ用ドーム内部
バスケ用ドーム内部

スポーツパークあすと長町は、UR・仙台市による旧国鉄操車場跡地の区画整理事業に、三菱UFJリース・佐藤工業(株)が定期借地により整備したスポーツ施設で、バスケットドーム、テニスドーム、フットサルドームのほか、クラブハウス、飲食店を一体整備したものであり、このほかに三菱UFJリースからのサブリースで大手スポーツ用品店のゼビオ(株)がアリーナと大型スポーツ店もあわせて整備されていました。

ドームはアルミ合金フレーム・膜構造による簡易建築で、条件にもよりますが既存施設に設置することも可能で、今回整備する富山のスポーツパークなども財政的に許せば設置して全天候型にしたいと考えています。

なお、建築費は、開放タイプのフットサルドーム(コート2面)とテニスドーム(コート3面)、が約2億円、バスケットドームが約1億円でした。

災害時における帰宅困難者の支援に関する協定

支援協定概要
支援協定概要

また、仙台市との間で、整備したこれらの施設を利用した「災害時における帰宅困難者の支援に関する協定」を締結し、災害用の井戸、太陽光発電、蓄電池、災害用ベンダー(自動販売機)の設置などの体制がとられています。

この協定締結後、同地区内でゼビオアリーナとスーパースポーツゼビオを運営するゼビオ(株)との間でも協定が締結され、大型スポーツ店内のプールの水を災害時の生活用水に利用することとしています。

ゼビオアリーナ

ゼビオアリーナ内部
ゼビオドーム内部

ゼビオ(株)が整備したアリーナは、公共で整備した体育館とはコンセプトが大きく異なり、ゼビオ側はあくまでも貸館業務に徹しそのことにサービス資源を集中していて、そのための音響・照明などは充実しています。

フロアは基本的にコンクリート土間でスポーツに利用する場合仮設のコートを設置するようになっています。また、コンサートなどの大規模イベントへの対応のため、アリーナ内に11tトラックが直接乗り入れ可能となっているのも特徴でした。

千葉県立幕張海浜公園マウンテンバイクコース

幕張MTBコース
幕張MTBコース

千葉県立幕張海浜公園マウンテンバイクコースは、県が幕張海浜公園Gブロックに整備した全長660mのコースを持っています。利用はは無料で、9時から17時が利用時間ですが管理者を置いていない開放型です。

バンクや様々な障害物も設置され、利用者団体によって年4回程度大会が開催されています。

整備費はおよそ1,200億円とのことですが、開設して約20年間は若干の草刈のほかは、県では保守整備は行っておらず、利用者自らがメンテナンスを行っている模様です。

本来はコースを改修することは認められていませが、利用者によって林間コースが造成されており、利用者によるメンテナンスの範囲として管理者である県は黙認しているようです。

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