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「スペシャルオリンピックスのファンとして」理事長就任のご挨拶にかえて

藤井前理事長と
藤井前理事長と

ご報告が遅くなりましたが、このたび、山口昌広初代会長、藤井裕久前理事長(前会長)のあとを受けて理事長に就任いたしました。

2004年に長野で開催される冬季世界大会の成功を祈念して行われたトーチラン実行委員として関わってから15年になろうとしていますが、まさかここまで深く関わることになるとは想像もできませんでした。

トーチランなどのイベントで、細川佳代子名誉会長、三井嬉子会長、有森裕子理事長といった歴史を創ってこられた方々と接する機会をいただいたことはもちろん、日々接するアスリートの皆さん、ファミリーやボランティア、コーチとの交流の中でスペシャルオリンピックスについてさらに関心が深まったことは言うまでもありません。特に昨年の愛知ナショナルゲームについては、アスリートの皆さんからぜひ現地入りしてほしいと直接お声をかけていただき、ボウリング競技と陸上競技の応援をさせていただきました。

言うまでもなく、あらゆるスポーツが持つ力として、単にプレーする者だけではなく応援する者にも勇気と感動を与えてくれるということがあげられます。私も愛知ナショナルゲームでの応援を通じて、スペシャルオリンピックスの素晴らしさとアスリートの皆さんが私たちに与えてくれる勇気と感動のパワーを実感し、ますますスペシャルオリンピックスが好きになりました。

この原稿を書いているさなかに、アブダビ世界大会ボウリング競技出場の戸田明里さんが、シングルスとダブルスで銀メダルを獲得されたニュースが飛び込んできました。遠く離れた開催地の様子が公式SNSなどを通じてリアルタイムで見ることができるようになりました。

このような広報活動を通じ、一人でも多くのスペシャルオリンピックスファンを増やすことも私の重要な役割と考えていますので、皆様のご指導やご助言をいただきながら、スペシャルオリンピックスの発展に微力ながらつとめてまいる所存です。

(ハートフルニュース53号巻頭エッセイより)

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