令和5年6月定例会が6月8日に開会し、12日からは一般質問が始まりました。
個人的にいくつか気になったポイントをお伝えすると...
学校での個人情報の漏洩問題などに対しては、教育委員会内に特別監査チームを発足し、抜き打ち検査などを行う対策が示されました。
また、富山市立学校新型コロナウイルス感染症対策検討会議については、学校現場などから寄せられる疑問点について200もの対策をまとめた手引書を作成したことなどにより教育現場でのコロナ対策に効果があったとしたうえで、今後は感染症全般の対策検討会議としてアフターコロナのケアも含め継続していく考えが示されました。
検討会議は学校現場から対策についての質問がある都度開催され、その対策は保護者向けに「富山市立学校 新型コロナウイルス感染症対策検討会議だより」としてリーフレットが発行されていて、これまでに21号が発行されました。
富山市立学校新型コロナウイルス感染症対策検討会議については、当時の自民党会派のコロナ対策の要望に入れていただき実現したものであり、全国からも専門家を入れた対策チームの設置は珍しく、県内の他市町村教育委員会へも必要に応じ対策について情報提供されました。他市町村の公立小中学校のホームページからもリンクが張られています。
5類移行後の市民病院・まちなか病院の対応については、9月まではコロナ病床を確保するとし、家族などの近親者以外の面談を認めない措置、マスク着用は継続。また、発熱外来も継続するとのことでした。
DV被害者への支援についての質問のうち、住民基本台帳事務における支援措置を受ける際に意見を付すことができるのは、現在は専門機関に限られていることから、男女共同参画推進センターなどの富山市の相談窓口が意見を付すことが出来るようにできないかという提言については、検討するとの答弁があり、半歩前進したのではないかと思います。
4月14日にオーバード・ホールに隣接して建設中の中ホール内見会が実施されました。県議会選挙明けということもあり、アップし忘れていました。
これまで議会でも中規模ホールの整備を訴えてきましたので感慨深いものがあります。
単にハード整備として捉えず、コンサートや演劇などを見に行く場としての片側通行から、市民が活用する場として双方向のやりとりがなされる場へ。さらには舞台芸術という枠を超えた場としての活用を期待しています。
構造的には一般質問でも提案していましたが、フラットな空間も作れるよう、ステージと面一になるように客席が畳まれます。これによって様々な演出上の工夫が行えます。
この他にも練習室やハイエンドオーディオの鑑賞室、ホールの催事以外にも活用できるホールなど、どんな風に活用されるかとても楽しみです。
ちなみに音響はヤマハでしたが、ミキサーも客席側へ移動可能ですので、持ち込み機材はほとんど無しでオペレート出来るのではないでしょうか。
]]>今年も4月29日(祝日)に布瀬町獅子舞を奉納しました。
コロナ禍初年度の令和2年の奉納は練習を始めていましたが奉納は中止したものの、翌年以降も子供たちの踊りたいという思いを受けて、中止せずに奉納を続けてきました。
この子どもたちの存在がなかったら、コロナ禍の影響を受けて中断したままになっていたと思います。また、新型コロナ対策を取りながらの奉納や練習については、富山大学の山城先生にアドバイスをいただけたのも大きかったと思います。
今年は県議会議員選挙のため私が指導に行けない日が続くことから、中学生の踊り子OGに指導をお願いして快く引き受けてくれました。このOGたちがコロナ禍でも踊りたいと言ってくれた子たちです。
せっかくなので指導だけではなく、小学生とは違う衣装で踊らないか?と提案したところ、保護者と相談して写真のような狐娘の衣装で踊ることになりました。
また、数年前に化粧をして踊るのは嫌だけど獅子舞なら踊りたいという子供のために、子供獅子も誕生させました。写真手前のお獅子は小学4年生です。
こうした伝統にはない踊りなどを積極的に取り入れるのも、布瀬町獅子舞の特徴です。
写真は4人で踊る女獅子です。元々富山の南部地域では飛騨系統の2に人で踊る獅子が主流なので、布瀬町獅子舞にも2人で踊る男獅子がいます。ところがなぜか百足獅子と呼ばれる別系統の笛と踊りの女獅子がいるのも、布瀬町獅子舞だけの特徴です。
ちなみに細かい話ですが、子供が腰や膝を曲げて踊ることや、道具を持たずに踊る手踊りという演目がないのも布瀬町獅子舞の特徴だと思います。
推測ですが、先人が各地の良い踊りの獅子舞を積極的に取り入れてきたのではないかと思います。
朝から踊って一番の楽しみは、すべての奉納を終えてからです。
神社へ戻って最後の奉納を終えた後のスピンオフ大会。
大人が踊り子の踊りを踊ったり、笛などの囃子方や踊り子たちがお獅子の中に入って踊ったり、おふざけといえばおふざけなのですが、今を楽しむのが祭りの本質だと思っていますので、これこそが布瀬町獅子舞の伝統なのかもしれません。
]]>1月30日(月曜日)に、以前にもご紹介しましたが、全国でも例のない官民連携スキームの取組により整備が行われている富山公設地方卸売市場の再整備事業のうち、先行して竣工する青果棟と関連店舗・事務所棟の議会向け内見会がありました。
ゼロエネルギー建築の先駆者でもある事業者らしく、エアカーテンや隣接する空間の余った冷気も無駄にしない仕組みなど細かな工夫もされていました。
写真では見えませんが、仲卸店舗と外部はクローズド仕様になっていて、フォークリフトなどが近づくと自動的開くカーテンなどが設置されています。
関連店舗棟というのは、市場内の方が利用する診療所などのほか、水産物を買い付けに来た小売業者さんが青果や豆腐、蒲鉾、海苔、飲料などをあわせて買いつけるための店舗が入居します。
この後、令和6年夏ごろを目途に水産棟が竣工予定、民間収益施設については令和8年3月に竣工予定です。
]]>富山グラウジーズの試合を観戦されたのちに同社社長からの講演というよりプレゼン?があり、その後に懇親会。主力選手にけが人が出て心配されるところですが、魅力ある地方都市づくりにはこうしたプロスポーツをはじめ、オーバードホールなどで開催されるミュージカル、コンサート、バレエ、オペラといった一級の芸術文化に触れられることも大切です。
新年交換会では、吉野美奈子さん作の富山駅北口のLoversモニュメントに因んだお酒などの物産も紹介頂きました。ふるさと納税の返礼品にもなっているのでぜひPRしていただきたいとのことですので、当ブログでも紹介させていただきます。
なお、皆さんご存じないかもしれませんが、世界に誇るギター製作家が何人もお住いの富山らしく?ハイエンドギターの返礼品もあります。
面白いところでは、紙の三味線なんてのもあります。富山県市議会議長会の正副議長研修会を、射水市クロスベイ新湊で開催いたしました。開催市の山崎晋次射水市議会議長さんをはじめ議会事務局並びに研修会で説明くださった射水市役所の皆様に感謝申し上げます。
研修の目的としては、県内各市で行われている地域の政策課題を解決する取り組みを学ぶことで、各市においても課題は違ってもその手法などに学ぶ点が多いのではないかということです。今回学んだ、地域を限定したまちづくりや公共交通施策も、まるっきり同じものではなくても、そのアプローチなどに学ぶことが多いのではないか?と、考えるからです。
今回は、射水市の内川地区という映画のロケ地(富山出身の坂本欣弘監督作品『真白の恋』はぜひご覧になってください)でも有名な地域を対象とした、地域創生事業「高齢者と観光客が融合するまち射水創造事業」と「官民連携まちなか再生推進事業「かわべの開放WEEK」についてお話を伺いました。
写真は、地域公共交通である「べいぐるん」、レンタカー事業の一種である観光モビリティの「べいかーと」と「べいとらいく」です。
印象としては、内川に魅力を感じて集まって事業を始めた感度の固い人達と、やはり、そうした人たちを集めることが出来る内川地区にしかない魅力が融合した事業であることを感じました。また、そのポテンシャルに対してまだまだ開発されていない部分を発掘しようとする事業であるとも感じました。
また、会場となったクロスベイ新湊は、閉庁した旧新湊庁舎の跡地を官民連携で再整備した施設で、子どもたちが自由に遊べる空間や、学生から大人まで利用できる学習スペース、シェアキッチン、飲食店など、誰にでも開かれた施設で、地域デマンド交通などの結節点でもあることから、今後がさらに楽しみです。
一方で、隣接し連絡通路で結ばれるホテルが開業後は、こうした使い方に課題も出るということで、関係者には「ぜひ、子どもや若者が利用し続けられる、若者たちにも愛される施設でいてください」とお願いをいたしました。
]]>1月22日(日曜日)にたばた裕明衆議院議員の新春セミナーが開催され、議長として閉会のご挨拶をさせていただきました。
記念講演では、萩生田光一自民党政調会長から、現在の日本の課題とその解決に向けた取り組みの一つとして、科学技術の振興と新しい資本主義などについてお話をいただきました。
萩生田政調会長とは同学年にあたり、平成17年に自民党青年局の訪韓団でご一緒したことがあったかと思いますが、「お互い白くなりましたね」というのが第一声でした。
テレビでは強面で映っているかもしれませんが、お話は理路整然としながらも、優しい言葉遣いで丁寧で分かり易いので、会場に皆さんにも理解が深まったのではないでしょうか。
具体な講演内容は、後援会関係者のみ対象ということで控えますが、「日本は成長を続ける中で慢心してしまい、お金さえがあれば原材料から家電製品まで何でも買えると勘違いしてきたが、お金をいくら積んでも買えないことがあることも今回のウクライナへのロシア侵略で露わになった。もう一度、資源の乏しい日本だからこその強みは何だったかを見直し、そのために必要な投資をこれまでの枠組みに縛られないで国が行っていく」という要旨だったかと思います。
そのための学術研究などの具体な取り組みや、半導体メーカーや製薬会社へのこれまで例のない国による直接投資の取組みについて具体なお話をいただいたことで、将来の展望が見通せない状況で、明るい未来を切り拓くヒントがあったよい機会をいただきました。
]]>1月18日(水曜日)に3年ぶりとなる富山県市議会議長会主催の議員研修会を開催し、講師に駒澤大学法学部教授で、地方制度調査会の副委員長としても活躍されている大山礼子先生をお迎えし、地方議会における男女共同参画をテーマに研修しました。
平成30年に「政治分野における男女共同参画推進法」が施工され、令和3年の改正を受けて、議長会としても取り組むべきテーマとして今回実施したものです。法律の詳しい内容については次のリンクをご覧ください。
オンライン形式ではありますが、質疑応答の時間も取っていただき中身のある、そして議会には耳の痛いお話もしっかりしていただきました。
これまで2回女性議員の誕生に関わってきた私には、なるほどと頷く内容ばかりでしたが、議会だけではなく身近な地域で女性や若い世代の登用、例えば町内会やPTAなど様々な分野で女性がリーダーとして遠慮なく活躍できる地域が土台になければ、女性という括りだけではなく若者や障がい者など、多様な人々が参画できる組織は作れないとも感じました。
]]>1月6日から連日、富山市と関係のある各種団体の新年祝賀会が連日3年ぶりに開催され、市長とともに議長として出席しています。
1月12日には富山市体育協会の表彰式と新春の集いが開催され、表彰式ではFIFA U-20女子ワールドカップ コスタリにおいて主将としてチームを準優勝に導いた、長江伊吹さんら、国際大会3位以内、全国大会で優勝した選手・指導者が表彰されました。サッカー以外にもハンドボール、水泳、陸上、ボート、カヌー、バドミントン、ウェイトリフティングといった競技において、市内関係者が全国大会で優勝され表彰されています。
新春の集いでは、こうしたトップカテゴリーの競技団体関係者や指導者と意見交換する機会をいただきましたが、トップを争う関係者ほど、メンタルヘルスを含む科学的なあらたな常識を絶えずアップデートされていることがよくわかるとともに、地域におけるまちづくり・ひとづくりについての重要性を理解されていることを感じました。
以前にお会いした、鈴木大地(当時スポーツ庁長官)も、スポーツ協会としてそのことの啓発に力を入れていらっしゃるとのことでした。
体育協会に限らず、こうして直接お会いして意見交換ができる機会が徐々に増えてきたのは、社会にとっても有意義なことです。
]]>Headway(ヘッドウェイ)と百瀬恭夫という名前は、ギターをある程度弾く人なら知っている方も多いと思いますが、僕は、まだアコギを再開する前、中島みゆきの情報をネットで検索している時に、ヘッドウェイギターの愛好家が集うサイトで、彼女が1981年ころに使っていたギターがヤマハではなくてヘッドウェイだったことを知り興味を覚えたのが最初でした。
初めて観た1980年のツアー舞台写真によれば、ヤマハN-1000で間違いないのですが、翌年のツアーからヘッドウェイだったのかな?
使っていたのはHJ-908というGibsonみたいな(一応、バンドマンとして、ストラトとレスポールの区別がつくくらいには、Martin系とGibsonの区別はできました)モデルで、確かに手持ちの楽譜なんかにそれらしい写真が出ていました。
価格帯としてはプロが使うギターではなかったような気もしますが、中島みゆきという人はブランドとか趣味的な意味でのギターには、おそらく興味がない人だろうという気がします。
70年代は2時間のコンサートを弾き語りでやっていましたし、レコードでも彼女の弾き語りのみの曲も結構ありますし、ギターテクニック的には、なかなかのものだと思うのですが...
演奏の特徴としては、ルート音というよりベースラインをしっかり弾いて、その上にコードが乗っかることが挙げられます。そして、レコードではほかの楽器が演奏しているフレーズをギターでベースラインとコードを弾きながらさらりと乗っけるあたりは、上手い人なんだなぁと思うわけであります。
ところが、イルカさんだとMartinD-35だとか、さだまさしさんだとMartinD-45とかヤマハの特注モデルみたいな、ギターにこだわっているイメージがありますが、不思議と中島みゆきという人にはそれがないんですよね...
話を戻すと、そのギターを製作していたのが百瀬恭夫というギター職人(当時はルシアーという言葉は知らなかった)だということをメーカーのサイトで知ったわけです。
そしてHJ-908というモデルはカタログには記載がないし、愛好者のサイトによれば所有者によって仕様が違うという情報があり、謎めいたギターだという印象も持って、当時ギターを弾いていなかったくせに、ヘッドウェイHJ-908と百瀬恭夫は、いつしかあこがれの存在になっていました。
ギターを弾くようになって、たまたまHJ-908Reという復刻版を所有することになるのですが、オリジナル版は一生実物を目にすることはないだろうと思っていたら、偶然夜中に眠れなくてネットを覗くと、あの幻のオリジナル版HJ-908が出品されていて、居ても立っても居られなくなり...
こうして並べると、オリジナルがロングスケールなのに対して復刻版はショートスケールだということがわかるでしょうか?また、ロゴの太さが若干違うほか、ボディエンドの処理も違います。
このほかは、ペグがオリジナルがクルーソンタイプ2こぶつまみタイプであるのに対して、復刻版はGOTOH製のオープンバックギヤになっています。
で、このHJ-908ですが、先ほど書いたように仕様がまちまちで、表板はスプルースでサイド&バックはマホガニーなのですが、割れ止めがあったりなかったりでオール単板と合板モデルが混在しているとか、ヘッドロゴが数パターンあるとか、ペグも何種類かあるとか(後で替えられた可能性もありますが)で、謎多きギターです。
カタログになかったのは、百瀬さんがヘッドウェイを立ち上げたときにMartinのギターを分解して徹底研究したMartinレプリカを製作・販売していたようですが、ヘッドウェイを立ち上げる前に在籍していた林楽器で、フェルナンデスのバーニーというブランドから、Gibson系の人気モデル(BJシリーズといって、百瀬さんがヘッドウェイに移籍してからは春日楽器が製作していたらしいです)を製作していたらしく、この評判が良く、その流れから、ショップオーダーのカスタムモデル的な位置づけだったのかな?と推察しています。
取り扱い説明書も付属していました。ミディアムゲージ仕様だったみたいです。
バックもマホガニー単板。写真は撮れませんが、サイドも内側に割れどめがあるので単板かな?
ほとんど弾かれないまま放置されていたのでしょう。弦は錆びついて、フレットやペグなどの金属パーツもくすみが相当ありましたが、丹念に磨いて新しい弦を張ってやりました。
チューニングするだけで、ヘッド部にしっかりと響いてきます。
ストロークで強く弾いても暴れず、Gibsonとはまた異なる上品な(-_-;)ジャキジャキ感です。音色を言語化するのは困難な作業ですが、復刻版よりもスケールが長いからか、あるいは40年以上前のギターだからなのか、全体に艶っぽく、音の重心が低音側にあるような気もしました。
12フレット上6弦側で2.8mmと、ちょっとだけ弦高が高いので、そのうち調整に出したいと思います。
2台持ちもできないので、復刻版の方は手放しました。それはそれで好きなギターであったので大事に使ってもらえたらありがたいな。
参考までに主要緒元を掲載します(メーカー発表情報ではありません)。
弦長 | 644mm |
ナット幅 | 43mm |
表板 | スプルース単板 |
裏/側板 | マホガニー単板 |
ネック | マホガニー |
指板・ブリッジ | ローズウッド |
ブレイシング | ノンスキャロップXブレイシング |
ペグ | クルーソンデラックスタイプ2コブつまみ |
製造時期 | 1980年(シリアル番号から推定) |
発売当時の定価 | 80,000円 |
1月5日(木曜日)民間活力による再整備が進められている、富山公設地方卸売市場の初市式に議長として出席してまいりました。何故だか議長の初市式は初めてのことだそうです。
水産物部、青果部、花き部の順にそれぞれ初市式が行われたのち、初競り(花き部は本日は休業日のため初市式のみ)が行われ、ひみ寒ブリなどが次々と競り落とされていきました。
他の地方都市の中央卸売市場が公設地方卸売市場へ転換する中で、富山市も平成23年4月に公設地方卸売市場へ転換しました。その後も流通形態の変化で取扱量が減少していますが、すべての小売店が市場を通さずに商品を調達できるわけではないので、このような公設卸売市場の役目は終えるわけにはいきません。
そのため、全国でも初めてとなる民間活力を導入し、敷地半分を公設地方卸売市場に、使われなくなる半分を商業施設建設といったリース方式による施設整備が進められており、今年3月には青果部棟などが、来年夏には水産物部などが完成します。
これまでにはない市場環境の変化に対応し持続可能なものとするためには、以前に監査でも指摘があった事業者との賃料などをはじめとした商慣行の見直しなど、事業者にとっても変化と挑戦が求められるわけですが、議会でも様々な議論を経て事業を認めてきたことから、これからもこの事業に注視をするとともに、現在は国の補助金対象として認められていないリース方式は、事業費の平準化、財政負担の低減などの観点から採用を検討する自治体も増えてくる可能性があり、国として施設整備の新たなスキームとして認めていくように働きかけを強めていきたいと思います。
]]>今日は我が家の報恩講で親戚が集まりました。今年の7月にお寺の総代になって初めての報恩講です。
農家の多かったこのあたりでは昔は何処の家でも行っていましたが、今はあまりないようです。
今年は、三銃士ひ引き合いに親鸞聖人の説かれた仏様は私だけのものという説法を味わいました。住職はお寺の息子に生まれた反動かキリスト教に惹かれていたそうで、大学も京都大学の西洋哲学を専攻し、龍谷大学でも西洋哲学を教えていました。そうしたことから説法の引き出しもとても多いので、毎回楽しみです。
今年は政治というか社会が宗教に翻弄された年でした。あらためて宗教というものに向き合うことから目をそらしてきたことがこうしたことにつながったような気もしますが、外国でも宗教離れが進んでいるとか。
来年は穏やかな年となりますように。
]]>令和4年12月25日(日曜日)に開催した富山県オープンドッジボール大会では、初めてU-15の部門を開催しました。今年は全国大会でもU-15の部が初めて開催されて、小学校を卒業してもドッジボールが続けられる環境を作ろうと協会も模索をしています。
富山県協会の事務局長と2人で「飛球TOYAMA」というサークルを作り、光陽小学校で毎週月曜日の夜にシニアの活動場所を開設して約2年。ほとんど人が来ない時期もありましたが、現在は針原パイレーツでキャプテンを務めたOBと、光陽マーリンズのコーチとOBが中心になって練習活動と大会へのエントリーをしています。
また、中学生については今年度から小学生チームの練習後の1時間を中学生の練習時間にあてています。大会がないため目標が見つからず参加者が少ない時期もありましたが、今回のU-15部門開催をきっかけに卒業生が再集結。中には勉強に専念するため途中でチームを離れたメンバーも集まってくれて、今回は1年生のみの「キャプテン猛者」と3、2年生に飯野マジックスOBを加えた「十人十色」の2チームが参加してくれました。
メンバーもそれぞれが部活動と勉強の合間にドッジボールを楽しむという位置づけは変わりませんが、地域移行が叫ばれるなか、地域のスポーツクラブチームとして何かできることはないか?これからも模索していきたいと思います。
]]>7月6日は、野上浩太郎さんと菅義偉前総理の街頭演説会。これまで何度もこのCiC前広場で街頭演説をやりましたが、これほど多くの人が集まったのは久しぶり。低投票率が噂されていますが、必ずしもそうではないのか?あるいは菅義偉前総理の人柄か?
菅義偉前総理は、野上浩太郎候補が副官房長官時代の官房長官であり、ともに安倍政権を支えたいわば戦友。菅義偉前総理が何度も野上さんの手を握っていたのが、2人の信頼関係を物語っていました。
菅義偉前総理の、パフォーマンスとは対極的な、語りかけるように静かで、それでいて迫力を秘めた演説に心うたれました。野上浩太郎候補も聴衆を高揚させるのではなく、重要閣僚経験者として静かに政策課題を訴えていました。世界的な危機事象が多発し混乱している世の中だからこそ、野上浩太郎候補のような安定感のある政治家が必要だと改めて実感しました。
]]>7月5日(火)東京の砂防会館別館で全国市議会議長会の理事会が開催され、理事として出席しました。
金子恭之総務大臣も出席頂き、マイナンバーカード普及などについてホットな話題について大臣自身が説明され、特に報道でも取り上げられているマイナンバーカード交付率の低い自治体へのペナルティは誤解であり、普及促進への取組を支援するための交付是算定の検討である旨の説明がありました。
そのほか、総務省の吉川浩民自治行政局長から、マイナンバーカード普及促進、地方行政デジタル化、第33次地方制度調査会について説明があったほか、全国市議会議長会の各委員会からの報告や様々な課題に対する取り組みについて説明がありました。
特に急がなければいけないのは、個人情報保護制度の見直しにより、国会や議会が法の対象から外れたことによる条例制定と、政治分野における男女共同参画の推進に関する法律改正への対応です。遅滞なく取り組んでまいります。
]]>