議会レポート

平成21年6月議会 -建設委員会6月23日 - 記録抜粋版

都市整備部 議案審議

鋪田委員

 議案説明資料の都市計画事務費で予算計上されています、コンパクトなまちづくりの実現に向けた土地利用計画制度活用検討事業及び公共交通沿線居住人口集計事業については、それぞれどこに落とし込んでいくための事業なのでしょうか。

都市政策課長

 コンパクトなまちづくりを進めるために、都市計画をどのように定めていくかが大きな目標となっています。都市計画法の中にある土地利用計画を使ってコンパクトなまちを実現するために、説明資料に書いてあります手法を活用して、都市計画として都市計画図のようなものに表すというのが1つであります。各種施策の成果というものは、人口集計という形であらわれてきますので、それを評価するという意味で調査するということです。

鋪田委員

 人口集計事業の方ですけども、具体的にあげますと、例えばまちなか居住制度の成果を検証する参考にしていくのでしょうか。

都市政策課長

 各種施策を検証するための資料とします。

鋪田委員

 市内電車環状線化事業の進捗状況はどうなっていますか。また、開業に向けて地元商店街等との調整はどうなっているのでしょうか。

路面電車推進室長

 事業に係る工事の発注も概ね終わった状況でありまして、現在は12月末の開業に向けて取り組んでいます。開業の時期については、今のところまだ12月開業を目標としているとしか申し上げられない状況で、もう少し時間をみないと正確な開業時期はわからないというのが正直なところです。

鋪田委員

 沿線の商店街では、開業にあわせて別な企画を計画されると思いますので、正確な開業時期に変更があると、商店街の規模によっては、迅速な対応ができる場合、また、そうでない場合もあると思いますが、正確な開業時期の公表はいつごろ可能なのでしょうか。

路面電車推進室長

 スケジュール的には、仮に12月の開業を目指すということになれば、式典等いろいろな準備を考えますと、最低でも3ヶ月前には開業の日を発表しなければいけないと思っています。

都市整備部 報告案件

鋪田委員

(株)まちづくりとやまの平成20年度事業報告について、対前年度の数値は分かりますか。また、ミニ・チャレンジショップ運営の入居者数が0人になった要因についてはどうでしょうか。

中心市街地活性化推進課長

 ミニ・チャレンジショップ事業は、平成20年 度をもって終了しています。入居者が0人というのは、新聞等を通じて広告を行いましたが入居希望者はいないという現状です。

鋪田委員

 賑わい交流館フォルツァ総曲輪運営事業の前年度入場者数はどうでしょうか。

中心市街地活性化推進課長

 フォルツァ総曲輪の平成19年度の入場者数は、シネマホールでは12,287人、ライブホールでは8,971人、合計では21,258人でした。平成19年度から平成20年度の伸び率は113パーセントとなりました。

鋪田委員

(株)まちづくりとやまについての議案説明の中で富山商工会議所または商店街等への負担金との言い回しをされましたが、これはどのような性格のものなのでしょうか。

中心市街地活性化推進課長

 (株)まちづくりとやまは、富山市だけではなく富山商工会 議所等からも事務運営費の負担をいただいています。
負担割合については、商工会議所は6分の1、総曲輪通り、中央通り、西町の3商店街は6分の1、富山市が3分の2となっています。

鋪田委員

 グランドプラザは市が直営で管理し、(株)まちづくりとやまがエコリンク事業などの企画を提案し運営していると思うのですが、(株)まちづくりとやまの民間企業としての今後の方向性についてはどのように考えていますか。また、(株)まちづくりとやまと都市整備部の役割分担についてはどうでしょうか。

都市整備部長

 グランドプラザはグランドプラザ独自の事務所がありますが、管理は富山市の直営です。(株)まちづくりとやまは、第3セクターの株式会社として、エコリンク事業等の運営を富山市と協力しているという関係です。基本的に(株)まちづくりとやまのほとんどの事業は、富山市から委託を受けたものです。これは、行政だけでは小回りが利かないところを、民間会社である(株)まちづくりとやまの創意工夫や柔軟性を持ってやっていただいているという現状です。これからは、長期的な視野にたって独自の収益事業などを展開してもらいたいと思っております。

ナビゲーション

質問

答弁

一問一答のため質問と併せて掲載してあります

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