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富山逓信病院の譲り受けなど厚生委員会で可決

  • 鋪田博紀
本会議場
本会議場

富山市議会12月定例会の委員会審査が終わりました。

今日の厚生委員会では、富山逓信病院の譲り受けについて債務負担行為の議案とそれに伴う条例改正を審査しました。

富山逓信病院の債務は一切引き継がない一方で、現在の診療科目などは維持し、職員も原則として引き続き雇用するとされ、これにあわせて、病院事業を行っている市民病院を病院事業局に改組し、病院事業局の下に「富山市民病院」と「富山市立富山まちなか病院(仮称)」という二つの病院が存在することになります。

譲り受け費用は64,483千円とし、その根拠としては、

資産評価

富山逓信病院の資産について市民病院が評価したところ次の表の通り、約6億1千2百万円となりました。

区分資産評価額(単位:千円)備考
(A)固定資産591,899土地・建物等・医療機器
(B)流動資産18,555医薬品等
(C)消費税2,029課税資産割合
小計612,483

事業評価

ここから、事業評価として、譲り受け後に生ずる損失見込み額及び修繕費用を▲5億4千8百万円と予測し、差し引きした6千5百万円を債務負担行為の限度額として設定するものです。

損失見込み額及び修繕費用は次の表の通りで、移管後5年目からの黒字化を目指しています。

年度収支差額(千円)
初年度(平成31年度)▲206,000
2年目▲150,000
3年目▲66,000
4年目▲27,000
5年目13,000

明日20日の議案調査日をはさんで21日に、本会議が行われ委員長報告・質疑・討論・採決などを行います。

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