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谷垣総裁、力強く日本の再生・党再生を訴える - 党大会にて

  • 鋪田博紀

熱く訴える谷垣総裁

1月24日に開催された第77回自由民主党大会に出席してきました。

ゲストスピーカーは元東北楽天監督の野村克也氏。「自民党が負けたのはかっての巨人のような驕りがあったのではないか?(意訳)」と、自らの野球人生に照らし合わせて分析するとともに、再生へのエールを送ってくださいました。

大島幹事長からの党情報告のあと、石破茂政調会長から政策報告があり、前日の青年部・青年局、女性局全国全国大会でも質疑のあった外国人地方参政権については項目を設け「政府は通常国会において、外国人に参政権を与える法案を成立させようとしている。地方選挙にせよ、参政権の問題は、民主主義・国民主権等、我が国の根幹に関わる重要な問題であり、わ我が党として、拙速な法案成立の阻止に全力を尽くす。」と明記され、その説明がありました。

「拙速な」という表現には若干引っかかるものの、党の方針として初めて反対を明記したことは意味があるでしょう。

大会の目注度ナンバーワンは谷垣総裁ではなく、女性代表アピールのため壇上に登った藤川優里八戸市議でした。藤川市議が登場したとたん、マスコミのフラッシュだけでなく、携帯電話で撮影する参加者の多さに驚きましたが、発言は実に堂々として見事なものです。

しかし、最後に存在感を示したのは谷垣禎一総裁でした。

正直な話、登壇された時の拍手は淋しいものがあったのは事実ですが、普段のなめらか過ぎるほどのスピーチをする総裁のイメージから想像できない熱い口調で参加者を引きつけました。

マスコミには中身が無いと酷評された総裁念頭挨拶でしたが、中にはハンカチを手に目を潤ませている参加者もあちこちに見られるなど、自民党員に再生へのかじ取りを期待させる迫力は十分あったと思います。最後には会場いっぱいに拍手の音が鳴り響きました。

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