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首相、これ以上地方に尻拭いさせないでください。

風雨の中の街宣

今朝の定例街宣は風雨がすごくて傘を2本駄目にしてしまいました。

さて、普天間基地移設問題が辺野古へという、自民党が決着させた案に基本的には戻ってしまいました。

国防・安全保障についての基本的認識が不十分なままに県外・国外移設案をぶちあげたという事も国防の最高責任者として問題ですが、国政の一大事を責任が取れないままに地方に委ねてしまっていることも問題です。

首相は総選挙前に普天間基地の県外・国外移設案を事実上公約とされました。そして首相になった後、基地問題を問われた際に、「この後に行われる地方選挙で民意を問うてみたい」という旨の発言をされました。

長きにわたって、容認派と反対派に分かれて知事選挙・首長選挙・議員選挙を繰り広げてようやく妥協案として、不本意な内容ながらも辺野古への移設が決まったことも民意です。

この闘争の歴史を民意と民意の戦いとは言わないのでしょうか?その戦いに終止符がようやく打たれたところへ再び銃声を轟かせたのが鳩山さんなのではないでしょうか?

こうして地方へ尻拭いをさせる政策の数々がこれからも出てくることが心配です。国が勝手にぶちあげて責任を取れなくなったことを地方に放り投げるのはやめていただきたい。

子ども手当も、財源がないから現金で配れないので、不足相当分を学校施設整備や給食費無償化などに置き換える案も浮上しているようですが、学校整備や給食は地方の仕事です。さらに学校整備のうち自民党が推進してきた学校施設の耐震化を事実上ストップさせたのは誰だったのでしょうか?民主党と鳩山さん、小沢さんはそのことをよもやお忘れではないでしょうね。

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