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ビオトープワークショップ

  • 鋪田博紀

ビオトープワークショップ(2006年12月19日)

12月19日は、スタートしたばかりの「布瀬南公園再生プロジェクト」のビオトープについてのワークショップを、科学文化センター根来尚学芸課長を講師にお迎えして開催しました。

根来課長にビオトープについてのお話をしていただき、江上光陽小学校校長からは、一番身近な例である光陽小学校ビオトープについて説明していただきました。

「富山は耕地整理が進み、都会に比べて里山などの自然がないのではないか?ビオトープは庭を造るのではないので、観賞用の外来種の水生植物などを植えてはいけない。日本在来種や富山の平野部の生態を活かすようにすべき」

など、ビオトープを造るうえでの基本的な考えや、

「ホタルが東日本と西日本では光るタイミングが異なるのは、DNAによるといわれており、4秒に1回光る東日本のホタルを西日本で育てても2秒に1回光る。そういったことからも、富山の生態にあったビオトープがいいのでは・・・」

という専門家ならではのお話もうかがうことができました。

また、講演後のフリーディスカッションでは、

「トミオという魚は『富山魚』と書く。富山固有の生態を再現しましょう」

など、参加者から活発な意見をいただきました。

次回は、後のプラン作りの参考に市内にあるビオトープを実際に見学する予定です。

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