長寿会と児童によるお茶会
1月24日(土)、光陽公民館で長寿会連合会の主催による、光陽小学校児童とのお茶会が開催されました。
茶道クラブで指導を受けている児童たちが先生といっしょに、参加した長寿会のみなさんや児童、校長先生・教頭先生らをもてなしてくれました。
指導された先生からは、作法以外にもお茶碗の説明などを伺ったり、私も勉強になりました。
事前に控え室でビデオをみてからの体験でしたが、児童らも、慣れない正座を我慢しつつも、日ごろ食する機会のない茶菓子や、お茶を楽しんでいました。さて、お菓子やお茶のお味はどうだったかな?
来月は、長寿会と児童によるカローリング大会も開催されます。
スポーツやレクリエーション、文化活動、昔の遊び体験、歴史授業への参加など、幅ひろい取り組みはとても地道なものですが、将来を担う子どもたちへ、体をかけた大切な投資になると思います。
核家族化や少子化により、物理的に、家庭内はもちろん、ご近所の大人と子どもたちが触れ合う機会が減っています。本当はもっと自然な形で触れ合う機会があればよいのですが、さまざまな理由で困難になっています。
「今時の親は」「今時の子どもは」という声があるのも事実ですが、そんな風に言われるようになったのは、私たちみんなの責任でもあり、高度成長期などの大きな社会変革のなかそうならざるを得なかった面もあるわけです。
だからこそ、親だけの責任、学校だけの責任と押し付けあうのではなく、みんなで少しづつ関わっていく責任があるような気がいたします。
長寿会からは、「見守りた隊へのPTAの協力が足りない」という声も聞きます。
また、同じ子育て世代でも、やむなく両親ともに働かなければいけない家庭や、逆にさまざまな理由で主婦をせざるをえない家庭もあります。
「あのひとは主婦で暇そうだから」とか「働いていることを理由にPTAとか町内行事に参加しない」ということも昔からよくいわれてきました。
理想は、それぞれの人がそれぞれの立場でできる範囲で無理なく関わることが必要ですが、そのためには、互いの立場を理解しようとする姿勢が大切だと思います。