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体協で心肺蘇生法の講習会

  • 鋪田博紀

救急隊員による模範演技
救急隊員による模範演技

2月6日(金)光陽公民館で心肺蘇生法の講習会が開催されました。

これは、富山市体育協会第9地区の研修会として行われたもので、主管の光陽体育協会をはじめ西田地方校下体育協会などの役員と、特別に光陽校区の学校開放利用スポーツ団体からも参加がありました。私は、ドッジボールチームのスタッフとともに参加しました。

最初に、市の体育館にお勤めで、昨年AEDを使用して2件の救命活動をおこなわれ消防局から表彰を受けられた、米田さんから体験談があり、そのあとに、救急隊員による模範演技を見た後、各グループに分かれての実技指導となりました。

体験談を話す米田さん
体験談を話す米田さん

17年度からAEDが本格導入されてから富山市では9件のAED使用があり、そのうち7件は現在健康を回復されているとのこと。そのうちの2件に関わった体験をお持ちの方が身近にいらっしゃるということで、講習も真剣でした。

過去に心肺蘇生を受けて助かった方が、助ける立場に回りたいということで、現在救命救急講習の資格を取得すべく、勉強していらっしゃるそうです。

児童クラブやPTAなどでは定期的に講習を行っていますが、しばらく研修を受けないとすぐにさび付いてしまいますし、救命救急のやりかたも定期的に見直しがあります。今までに受講された経験者も是非機会があれば受講してみてください。私も平成18年に普通資格を取りましたが、今回の研修では大変勉強になりました。

また、団体やグループで受講されたい方はお近くの消防署で受け付けています。

いざ、このような場面に出くわしたときに、心肺蘇生を行えなくても、傍観者にならずに、119番通報やAEDを取りにいくなど、できることはたくさんあります。

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