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歴史『再認識』朴枝香教授、「排他的民族主義を脱却せよ」 朝鮮日報

  • 鋪田博紀

連休中は少し読書をと考え書店で手にしたのが、2005年8月に日本語訳が出版された「反日ナショナリズムを超えて」(朴裕河著/河北書房新社)。

韓国国内で先鋭化するナショナリズムを分析し、批評を加えると同時に、我が国における最近のナショナリズムの高まりに警鐘を鳴らす内容となっています。

そんな中で、「解放前後史の再認識」(チェクセサン刊)が韓国でベストセラーになっているようです。

【歴史】『再認識』朴枝香教授、「排他的民族主義を脱却せよ」 朝鮮日報 Chosunilbo (Japanese Edition:5月4日)

 今年出版された『解放前後史の再認識』は、韓国社会が民族主義について再考する契機となった。アンケート調査によると、この本を読んだ読者の69%が、『解放前後史の再認識』の視点は時代に合った歴史への評価であると答えた。これは国民の多くが、これまで学んできた民族主義的な歴史に問題があると考えていることを意味する。人々は今や、すべてを「民族」という単一の概念でくくってきた歴史の枠から逃れたいと願っているようだ。(後略)

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