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『グエムル』大ブレーキ、日本公開2週目は10位

「グエムル -漢江(ハンガン)の怪物-」を観ました。

朝鮮日報 Chosunilbo 『グエムル』大ブレーキ、日本公開2週目は10位 (2006年9月12日)

 『グエムル』は当初、映画評論家やメディアの間で好評だったが、日本のアニメからの盗作疑惑が飛び出し、一般の観客に支持されなかった。

とあるように、日本のアニメ「WXIII 機動警察パトレイバー(2001年)」に登場する怪物「廃棄物13号」とデザインが酷似していることや物語の骨格がにていることでネットを中心に物議をかもした作品です。

盗作かどうか?パトレイバーヲタクの私からすると「似てる」というのが偽らざる感想ですが、ジャンルがちがうというか、怪物映画や怪獣映画の類ではないと言えるでしょうね。正体不明の生物と戦う笑わずいはいられないほど哀れな家族のシニカルな笑いと風刺に満ちたストーリー。むしろ怪物のデザインそのものよりもパトレイバーシリーズの監督をした押井守なんかの作風に通ずるものを感じました。

いい意味でのB級映画でそれなりに楽しめましたが、日本での予告編やプロモーションの仕方が内容と合ってなかったような気がします。所謂大作ではないよなぁ〜。

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