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富山サンダーバーズ永森社長講演会

講演する永森社長

2月19日(月)新自治体経営塾の2月度例会を、富山サンダーバーズベースボールクラブの永森茂社長を講師にお招きし開催しました。

ご存知の通り、今年からプロ野球独立リーグ「北信越BCリーグ」が開幕します。元西武の石毛氏が立ち上げた四国アイランドリーグをモデルにし、Jリーグ新潟アルビレックスのような地域密着プロチームのノウハウを生かして、新潟アルビレックス(新潟県)、信濃グランセローズ(新潟県)、石川ミリオンスターズ(石川県)そして富山サンダーバーズの4チームが年間72試合(ホーム36試合、ビジター36試合)で覇を争います。

富山では昨年11月に開幕したプロバスケットボールリーグ「blリーグ」に地域密着プロスポーツチームのさきがけとして富山グラウジーズが参戦しています。グラウジーズに続く地元プロチームとしておおいに期待したいところです。

時折ユーモアを交えながらエネルギッシュな話しぶりで、私たちも思わず引き込まれてしまいました。永森社長の野球と地域密着プロチームにかける情熱は本物です。

この春の福岡ソフトバンクと巨人の宮崎キャンプを訪問されたそうですが、福岡のほうは連日ファンが押しかける一方で、巨人のキャンプ地は閑散とした様子だったとか。もうグローバルチームの時代ではないと肌で感じたそうです。

ところで、このところの不景気で一企業でスポーツチームを持てる時代ではなくなったそうです(野球に限りませんが)。そのため社会人チームが激減し高校・大学とプロを目指して野球をしていた選手の受け皿がなくなっているのだそうです。そんな若者の夢をかなえさせる場所が独立リーグなのだそうです。

一方で、「この北信越BCリーグは夢を追う場所であると同時に、夢をあきらめる場所でもあるのです」とおっしゃった言葉がとても印象的でした。以前に呼んだワタミの渡辺社長が書かれた「教育崩壊」にもたしかそんなことが書かれてたと思います。

いずれにせよ、富山に新たな楽しみがまたひとつ増えたことは間違いありません。僕らも、永森社長をはじめ関係者、選手とともに夢を追いかけたいと思いました。

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