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道路特定財源について民主党国会議員と議論する

  • 鋪田博紀

昨夜ある会合でご一緒した民主党の国会議員と道路特定財源について議論した。

「地方における道路財源の位置づけやそもそも無駄な道路と言うが、除雪費や側溝改修、安全な通学路確保のための道路拡幅なども含まれているのをご存知?」との問いに、「一般財源化することで、本当に必要な道路を地方が自分たちの財源で作ればいいんです」とのお答え。

「ガソリン価格の高騰にからめて道路に関することをすべて無駄だとか悪だとか単純化するのは、道路特例財源の本質的な問題から眼をそらすことにならないか?」との問いには、「たしかにガソリン価格高騰と道路財源を結びつけて単純化すたのは問題かも・・・。しかし、ガソリンが高いのは暫定税率のせい。今の不況はガソリン高騰不況だ。したがって時限的に暫定税率を撤廃し、ガソリン価格が本来の水準に戻れば、また税率を上げればいい」

???言っていることが無茶苦茶で、全く議論が噛み合いませんでした。余りにも無邪気な理屈に呆れてしまいました。

こんな理屈で国会やっているから、国土交通省の道路整備中期計画の問題点とかに触れずに、本来の意味での無駄な公共投資の削減に踏み込めないんではないか、野党の皆さん?

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