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緊張が走る

  • 鋪田博紀

10月9日夜、長勢事務所で打ち合わせ中、目の前の41号線を消防自動車が走り去る。消防団員である僕の携帯電話にもただちに消防本部より火災発生のメールが。

火元は、星井町地区の太田口通り1丁目とある。わが分団の出動区域だ。スーツを着たたまま事務所を飛び出して車に飛び乗り、西田地方分団のポンプ置場へ直行。

ちょうど、副団長と団員一人が出動準備中。僕も飛び乗り、サイレンを鳴らしながら現場と思しき個所へ急行。

到着すると消防本部や顔なじみの星井町分団が既にホースを延長している。わが分団の団員も続々集結。前回の西町の火災が頭をよぎり緊張が走る。

が、火元が特定できない。火の気がない。煙も発見できない。

どうやら、誤報であった。久しぶりに消防自動車に乗って現場へ急行したが、火災ではなくてなによりだった。

しかし、本日10月11日には四ツ葉町で火災発生。死傷者はなかったが家は全焼。

これから暖房器具を使う季節です。みなさんも火の始末をよしくお願いします。

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