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一般質問の質問取りで缶詰(一般質問の裏側?)

  • 鋪田博紀

一般質問の作成と、質問取りで市役所に缶詰めになっています。

質問取りというのは、一般質問をする場合に、議会初日の17時までに議長あてに質問項目について「通告書」(pdfファイル:72.1kb)というものを提出しますが、これに基づき、財務部でどの部局が答弁するのかを振り分け、担当となった部局から具体的な質問内容について聞き取りが有るわけです。

この聞き取りには必ずしも答える義務はないのですが、より具体的なそして的確な答弁を引き出すために、慣例として行われています。

一般質問は、委員会で聞けるような細かい話は質問しないというのが暗黙のルールというよりは、「そんな細かいレヴェルのことも知らずに聞くのか?そんなことは事前に調べてから質問しろ」と言われるのがオチなので、通常は質問作成の前にあれこれと調査のために照会をかけたり、専門家や担当部局を招いて政調会部会の勉強会を行うので、ある程度は担当部局も質問の背景とかは理解していると思います。

特に一括質問の場合は、質問原稿をそのまま渡すケースが多いですから、そんな聞き取りしなくても?と思わないでもないですが、ここが本会議場で行う質問の重みのすごいところで、議事録に完全に残ってしまいます。うかつに答えたことが公式の文章に残れば、議会はそのことを追求できますし、正式に決定しないことなのに「何々という施策を行います」と言ってしまえば、それは守らなければいけません。

ですから、「原稿の読み合わせしてるだけ」にしか見えないかもしれませんが、質問する側も答弁する側も真剣です。

ただ、一問一答の場合は、私は質問項目を箇条書きにしたものしか準備ませんし、答弁の内容によってはさらに次の質問を繰り出すことになるので、聞き取りに時間がかかるケースもあります(おなじみのところでは、国会中継の予算委員会などは一問一答なので大変スリリングですね)。

もちろんその場合も、通告書の記載内容の範囲で質問を行いますが、答弁側としては神経を使うところでしょう。今日も今朝から断続的に担当部局から質問項目についての確認が続いています。私も今、質問原稿(箇条書き程度のものですが)を開きながらやり取りしているところです。

仕事とはいえ休日にも関わらずごくろうさまです。

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