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浅田真央選手・鈴木明子選手が初代表を決める

第78回全日本フィギュアスケート選手権大会が終わりました。浅田真央選手が貫録の四連覇で念願のオリンピック初出場を決めましたが、鈴木明子選手も厳しいシーズンと今日の試合を素晴らしい演技で締めくくり、オリンピック初出場を決めました。

男子シングルは、三つの枠に大番狂わせもなく、順当といってしまえばそれまでですが、実力が頭一つ抜けた三人に決まった一方、女子シングルは、鈴木明子選手と中野友加里そして浅田真央選手が今回の大会で残る二枠を争う展開となり、本当に目が離せない大会でした。

興味のある方は、ジャッジスコアが、第78回全日本フィギュアスケート選手権大会に掲載されていますので、ご覧ください。

それにしても、女子の三選手の演技は圧巻でした。浅田真央選手らの演技を、テレビの前で夫婦そろって感動で涙しながら観ておりました。

今回の大会で印象に残ったのは、ショートプログラムでの鈴木明子選手でした。演技はもちろんですが、演技が終わった直後のこれまで見たことのない力強い表情がとても心に焼き付いています。早くから期待されながら摂食障害で数シーズン棒に振っていたこともありますが、初めて自分の意思で代表をつかみにいったシーズンだったのではないかと思います。

一方、熱い熱い戦いの中で村上佳菜子選手が、ジュニアグランプリシリーズ2勝とファイナルの優勝を引っ提げて参戦。ジュニアとは思えないスケールの大きな演技で、世界で争うシニア4人に次いで5位に入りました。本当に楽しみな選手ですが、今はオリンピックには興味がないようです。

さて海外に目を向けると、ロシア選手権ではアレーナ・レオノワ選手が2位、優勝はクセニア・マカロワというジュニアの選手らしいです。また、ハンガリー選手権はユリア・セベスチェン選手が優勝。フィンランド選手権は、優勝がラウラ・レピスト選手、2位が、キーラ・コルピ選手。イタリア選手権は、なんとカロリーナ・コストナー選手が今シーズンの不調そのまま優勝を逃し2位に。スイス選手権はサラ・マイヤー選手が優勝。各国の代表争いも熾烈です。

なお、五輪前に韓国の全州で開催される四大陸選手権では、キム・ヨナ選手(好きな選手ですが今シーズンのクネクネした振り付けはいやだなぁ)と浅田真央選手の対決がみられるようです。これも楽しみです。

ちなみに、日本スケート連盟の会長は、橋本聖子参議院議員です。

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