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普天間飛行場問題について

  • 鋪田博紀

あいかわらず、普天間飛行場問題が迷走しています。

以前に書いた「地方選挙後に基地問題なんて」の通りです。

長期間、沖縄の基地問題を解決できなかった自民党政権にも責任の一端はありますが、ようやく解決に向けて、解決へのプロセスを、一時の人気取りのために水泡に帰し、国政の重要イシューを地方に再び押しつけた結果がこれでは、地元の中でもあえて不人気な悪者になることを受忍してきた人たちの苦労さえも踏みにじることになってしまいました。

あわてて、「ゼロベースで」とか「法的に解決」と言ってみたところで今さらな感がありますが、少なくともこの問題を国政上の争点にせず、与野党協力して静かに解決策を探りだしてほしいと願うばかりです。

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